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ドクターアキヤマ

Author:ドクターアキヤマ
ドクターアキヤマ(通称「博士」);
現役大学教授(工学部).
専門は化学.
誕生日:アインシュタインと一緒.
(ほしのあきさんと五木ひろしさん
とも一緒)
趣味:レトロな物コレクション.

かずみ;
工学部の??年生.
4兄弟の2番目で、おじいちゃん、
おばあちゃんも同居しているという
8人家族.
工学部に進んだ理由は“数学が苦手
だから敢えて挑もうと思って...”.
なぜか用も無いのに
博士の研究室に入りびたっている.


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まとめ
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DATE: CATEGORY:電卓
ゴン、ゴン、ゴン、ゴン

かずみ:博士っ、開けて、開けて、

博士: ( ̄_ ̄)

かずみ:開けて、開けて、早く、
    あ~つ、博士のお宝が...

博士:な、なんじゃと。

かずみ:ほれ、
    ~~_('○';)おっとっと

博士:...

博士:かずみくん、
    本っ当~に、心臓に悪いから...

かずみ:(6⌒∇⌒)てへっ。 

かずみ:そうそう、博士、
    舞台で目立ってたわよ~

博士:なにっ、(⌒∇⌒)
    わしの計算器が脚光を浴びておったか、
    そうか、そうか...

かずみ:えっ、何言ってるの?
    私がよ、計算器なんてたんなる小道具でしょう。

かずみ:まあ、でも、一応、ありがとうね。
    お返しするわよ、オホホホホ。

博士:...

かずみ:で、折角来たんだから、
    暇つぶしに一つ質問があるんだけど...

博士:いま、ちょっと学会の準備で忙しいんだ。
    また今度、暇~な時にでも相手してやるから...

かずみ:何、言ってるのよ。
    “この前、学会で発表するようなネタがなーい”って
    頭を抱えてたじゃない。

かずみ:“でも、役員だから
    行かないわけにはいかなーい”って。

博士:...

博士:で、質問ってのは何じゃ?

かずみ:う~んとね、
    前から思ってたんだけど電卓ってどうして
    電卓って名前なの?

博士:何じゃ、そんなことか。
   
博士:電卓ってのは、
    もともと“電子卓上計算機”の略じゃ。

博士:昭和54年(1979年)にJIS(日本工業規格)で
    正式に“電卓”になったがのう。

博士:まあ、今じゃ卓って言葉もあまり使わんが、
    テーブルや机みたいなもんじゃ。

かずみ:うーん...
    余計にわからないな~。

かずみ:おじいちゃんのカシオミニや
    博士が持ってた電卓も、

かずみ:そんな“机の上で使うって”
    強調する程のものじゃないよね。

かずみ:それに、机の上っていうより、
    手に持って操作する方が普通じゃない?

かずみ:そうね関数電卓のfx-3だったら
    手に持つのは大変そうだけど...

博士:あれらの電卓は
    小型化した後の機種じゃからじゃよ。

博士:じつは、電卓以前にリレー式計算機
    という物があってな。
   
博士:昭和32年(1957年)カシオが出した
    14-Aが日本初らしいが、あれは
    机 = 計算機みたいなもんで、
    卓上計算機とは言えんのじゃ。

博士:重さも140kg重あっららしいぞ。
   
かずみ:140キロ...博士と同じぐらい...

博士:失礼な事を言うな。
    皆、誤解するじゃろう。
    わしゃ、その半分...+αぐらいじゃ。

博士:それが、電子式になって、
    机の上で計算できる大きさになったんじゃ。

博士:昭和39年(1964年)が
    日本での電卓元年といわれとるのう。

博士:この年ぐらいから色んな日本のメーカーが
    電卓の開発・発売を始めたんじゃ。

博士:まあ、初期の電卓はICじゃなく
    トランジスタじゃから、
    卓上をものすごーく占領したぞ。

博士:重さも20kg重ぐらいあったんじゃ。

かずみ:20キロ...わたしと同じぐらい...

博士:んなわけないじゃろう。
    どうみてもその3倍ぐらい...

かずみ:...殴るわよ。

博士:え~っ、オッホン。
    まあ、そういうわけじゃ。

かずみ:じゃあ、はい。

博士:はいって、なんじゃ。
    印税か?
    その話は、前に...

かずみ:ちがうわよ。
    見せてよ、その計算機を。

博士:持ってるわけないじゃろう。
    そんなでかい物。
    この狭い部屋のどこに置けるんじゃ。

博士:それに、貴重品もいいところじゃ。
    14-Aなんて国立科学博物館で
    どうどうと展示してあるぐらいじゃ。

かずみ:なんだ博士のコレクションも
    たいした事ないわねぇ~。

博士:なんじゃとぉ...

かずみ:まあ、ない物はしょうがないわねぇ~
    二流のコレク...いや、いいわ。

かずみ:じゃあ、またね。
    春休みだし~どこに遊びに行こうかな~っと。

博士:かずみくん、ちょっと待つんじゃ。

かずみ:( ̄ー ̄)にやり

かずみ:ん、な~に?

博士:トランジスタ式の電卓は持ってないが
    初期のICの電卓ならあるぞ。

かずみ:ICの電卓ね~、へぇ~。

博士:え~っとじゃな...
    あった、あった、これじゃ。



博士:SONYの最初の市販品電卓、
    SOBAX ICC-500じゃ。
   
博士:ネーミングから、
    ICを使ってますよって自己主張しとうるじゃろう。

かずみ:えっ、SONYが電卓なんてを作ってたの?。

博士:そうじゃよ。
    大中小様々なメーカーが電卓を販売しておった。

博士:SONYは儲けが見込めなると踏んで
    ささっと撤退したがな。
    知らんのか?業界では有名な話じゃ。

かずみ:...
    ちょっと、そんな業界に知り合いがいないもんで...

博士:昭和42年(1967年)発売で、定価260,000円じゃ。
    まあ、機械式計算器が35,000円じゃから、
    7~8倍ぐらいの値段じゃな。

博士:だから、この頃までは、
    機械式計算器も価格の優位さで
    太刀打ちできたんじゃ。

かずみ:博士っ、この数字なんだけど蛍光管じゃないのね?
    LEDでもなさそうなんだけど。

博士:そうじゃよ。
    ちょっと全部点灯させてみるか。



かずみ:いつも見慣れている、
    棒を使って数字を表してるんじゃないのね?

博士:これは、
    ネオンサインと同じ原理で数字をあらわす
    ニキシー管を使った電卓なんじゃ。

博士:この時期の電卓は
    このニキシー管を使ったものが主流じゃ。

博士:真空管の中に電極として全ての数字入っとるんじゃよ。

博士:だから、数字が一列横並びじゃなく、
    前後して見えるんじゃ。

博士:高電圧が必要で
    電気を馬鹿食いするし、
    特許問題もあってすぐに廃れるがな。

かずみ:ふ~ん。
    でも、なんとなーく、温かみを感じるわね。

博士:まあそうじゃな。
    実はニキシー管は商品名で、一般名じゃないんじゃ。

かずみ:商品名って?

博士:会社が売り出した商品の名前じゃよ。
    一般名だったら冷陰極表示放電管にでもなるかのう。

かずみ:ふ~ん...
    そういえば“ホッチキス”も商品って
    聞いた事がある!!

博士:そうじゃな、あれも商品名じゃ。
    一般名じゃとステープラーかな。
    まあ、英語じゃが。

かずみ:日本語だと?

博士:...
    “針式書類等止め機械”じゃ。

かずみ:最近、針無しもあるけど?

博士:...
    それは“針無し書類等止め機械”じゃ。

かずみ:へ~っ、日本語ではそんな名前なんだ~
    でも、聞いた事無いわね~

博士:当たり前じゃ。
    わしが今思いついたんじゃから。

かずみ:...

博士:まあ、話しはもどるが、
    このICC-500はSONY初の電卓だったにも
    関わらず画期的な品物だったんじゃ。

博士:スミソニアン博物館にも収蔵されとるんじゃぞ。
    本当の博物館級じゃ。

かずみ:じゃあ、前の機械式計算器は
    偽の博物館級ってことね。

博士:...
    わしの頭の中の博物館に収蔵されとる。

かずみ:妄想博物館ってことね。

博士:...
    まあ、スミソニアン博物館は珍しいというよりも、
    歴史的に意義のある物も収蔵されとるからな。

博士:じつにコンパクト!!

かずみ:その大きさで?
    ボールペンと比較しても超でかいですけど。

博士:これでも、IC採用で画期的にコンパクトなんじゃよ。

博士:携帯性も考慮!!

かずみ:そ、それを携帯するの???

博士:そうじゃ、取っ手もついとるじゃろう、たった6.3kgじゃ。

かずみ:...

博士:バッテリも本体に装着可能なんじゃ、
    なんと一回充電すると4時間も使えたんじゃぞ。

かずみ:はあ...そうですか...

博士:みんな電卓に不慣れな頃だから、
    簡易操作マニュアルプレートも装着できる。



博士:それに、同時期の電卓と比較して
    表示方式の画期的な工夫があったんじゃ。

かずみ:工夫って? 別に普通じゃない?
    まあ、冷陰極...うんたら管は
    普通じゃないけど。

博士:ちょっと待っとれ、
    え~っと、あれは、この棚の
    ここら辺に入っとったはずなんじゃが...。


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コメント

やだなあ

一瞬信じちゃったじゃないですか、針式書類止め。
そしてこの電卓のボタンの立派なこと…。
今のパソコンのテンキーみたいですね。

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RE:momo様、

かずみ:ほら、博士が嘘つくから。

博士:だって、ステープラーじゃ
  何の事かわからんじゃろう。

博士:針式書類等止め機械だったら、
  バッチリじゃないか。

かずみ:そんな名前じゃ
  子供が舌かんじゃうわよ。

博士:...

かずみ:それに、
  立派なボタンの付いた電卓ねって。

博士:大卒の初任給の10倍ぐらいじゃからな。

博士:今でも、このキーの押し具合は
  高級感あふれて気持ちいいぞ~。

博士:ほれ、カチャ、カチャっと。

かずみ:┐(´~`)┌

140kgもある計算機ってすごいですね\(◎o◎)/!
ちょっと計算機取ってなんて訳いきませんものね…

RE:かめっぽ様、

ネットで検索すると簡単に画像が見つかりますが、
140kgは机そのものです。
計算機取ってと言うと
引越しやさんがやってくるはずです。
(^○^)

でも、6.5kgもなかなかな物ですよ。
やっぱり計算は肉体労働なんです。

おはようございます。
ニキシー管、懐かしいですね今でもジャンク箱に2、3個
ころがっています(笑い)。200V位の電圧必要ですよね、オレンジ色の光と数字が前後する姿はなんとも印象てきでしたね、すごいですね出版お祝い申し上げます。

RE:Joker_DTM様、

ありがとうございます。

1960年代までは電卓だけじゃなく、
色んな電気器具にニキシー管が使われてた
らしいですね。
さすがに現役バリバリの時代のニキシー管は
知りませんが。
いまでもニキシー管を使った時計とかを
製作されている方もいらっしゃるらしいです。

そういやああったなあ、数字の書かれたプラスチック板がぱたぱた倒れて数字を表示する電子計算機とか時計とかの電子機器。ナツカシス。

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RE:ポール・ブリッツ様、

コメントありがとうございます。

“数字の書かれたプラスチック板がぱたぱた”の
計算機があったんですか?
確かに数字が表示できますね。
見てみたいな~。

こんにちは。

左上にあるのは電源ボタンでしょうか、
「ピアノSW」でしたっけ?
いまでは殆ど、見かけなくなりましたね。

れいんぎょくひょうじほ~でんかん?の
奥行きと温かみのある表示もGoodですね。

それにしても従来機種の8倍の価格をつけて
挑んだSONYさんも実に男らしいです☆

RE:Mr・へぼい様、

いつもコメントありがとうございます。

そうです電源ボタンです。
ピアノスイッチというよりは、
昔からある因習的なスイッチですね。
カチャン、カチャンと
オンとオフを切り替えるやつです。

機械式計算器8台とこれ1台、う~ん、
悩んじゃいますね。
“人件費が安ければ”機械式も...
指を動かすと頭が活性化するという話もありますし。

失礼します。重箱の隅をつつくようで恐縮なんですが、どなたも御指摘がないようなので一言。バッテリ内臓も可能と書かれていましたが、内臓可能ではなくて本体に装着可能であり、バッテリ駆動もできる初の電子式卓上計算機ということでしょうか。

RE:Takaharu Yoshida様、

御指摘ありがとうございます。
修正いたしました。

“電卓研究室”管理者のYoshida様が
まだ、このブログを気に留めていただいているようで光栄です。
今後ともよろしくお願い致します。

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