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ドクターアキヤマ

Author:ドクターアキヤマ
ドクターアキヤマ(通称「博士」);
現役大学教授(工学部).
専門は化学.
誕生日:アインシュタインと一緒.
(ほしのあきさんと五木ひろしさん
とも一緒)
趣味:レトロな物コレクション.

かずみ;
工学部の??年生.
4兄弟の2番目で、おじいちゃん、
おばあちゃんも同居しているという
8人家族.
工学部に進んだ理由は“数学が苦手
だから敢えて挑もうと思って...”.
なぜか用も無いのに
博士の研究室に入りびたっている.


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DATE: CATEGORY:電卓
博士:お~っ、あった、あった、これじゃ。

博士:カシオが昭和49年(1974年)に24,800円で売り出した
    ポケットサイズ関数電卓fx-10じゃ。



博士:同じ年に売り出されたHP-45が
    12万円ぐらいじゃったからな、
    それに比べれば価格も1/5程度じゃ。
    爆発的に売れたんじゃぞ。

博士:これを関数電卓界のカシオミニショックと...

かずみ:へぇーっ、これも「カシオミニショック」って、
    言われてるんだ~。

博士:いや、今、わしが思いついただけじゃ。

かずみ:...

かずみ:ところで初代カシオミニみたいに
    加算式とか言うんじゃないでしょうね。

博士:大丈夫じゃよ。
    とうぜんRPN方式でもない。

博士:おそらく、かずみくんが最も使いやすい
    関数機能が付いただけの普通~の電卓じゃ

かずみ:よかったぁ~。

かずみ:でも、どうして、
    関数電卓界のカシオミニショックなの?

博士:カシオミニが実用性という意味で
    色んな計算道具の終わりを招いたように、

博士:このfx-10のおかげで
    計算尺の終焉が訪れたようなもの
    じゃやからのう。

博士:まあ、ここのキーにある通り最低限の関数しか
    搭載されていないが、



博士:それでも、三角関数、対数、べき乗などの
    計算ができるんじゃ。

博士:まあ、ワンタッチで頭を使わずに計算できるし、

博士:そういう意味でもかずみくん向きじゃろう。

かずみ:...

博士:じゃあ、計算してみるか

かずみ:で、やっぱりsin30°を計算するわけね?

博士:そうじゃ。

博士:じゃあ、まず30と入れてみぃ。

かずみ:はい、はい、ポチッ、ポチッっと



かずみ:これもカシオミニと同じように下半分の0なのね。

博士:まあ、この時期は
    各社様々な表示フォントを使ってたからな。
    カシオはこの様な0を採用してたんじゃよ。

かずみ:で、次は...sinキーを押すのよね?

博士:その通り。

かずみ:あれっ、表示がめちゃくちゃになって、
    数字がババババッて動いてますけど...



博士:そうじゃ。
    この関数電卓は計算途中を表示するんじゃ。

博士:いいんじゃないか、
    頑張ってますよって意思表示してるみたいで。

博士:かずみくんも、少しは頑張ってじゃな...

かずみ:わかった、わかった。

かずみ:博士っ、答えが出てるわよ。
    0.49999って...



かずみ:ん?
    答えは0.5じゃないの?

博士:誤差じゃよ、誤差。

博士:fx-10は一番小さい桁の処理に問題があって、
    sin30°は0.5じゃなくて0.49999ってなるんじゃ。

博士:ちなみにcos60°も0.49999って表示されるぞ。

かずみ:...
    だめじゃん。

かずみ:それに、6桁しか答えが出ないし。

博士:しょうがないじゃろう。

博士:必要最低限の関数計算機能と
    庶民が手に入れられる低価格化を実現した
    機種なんじゃよ。

博士:第一、計算に誤差は付きものじゃ。
    1/3を少数で表示すると0.333333...と
    無限に続くじゃろう。

博士:しかたがないから、
    適当なところで四捨五入するのが普通じゃ。
    つまり、最小桁には誤差が入ってくるんじゃよ。

かずみ:う~ん...
    でも、ちょっとな~。

博士:まったく贅沢じゃなぁ...
    じゃあ、これはどうじゃ。



博士:シャープが昭和50年(1975年)頃に
    発売したポケットサイズの関数電卓
    PC-1100じゃ。

かずみ:また、えらく薄汚れてるわよ。
    まるで博士がいつも着ている
    ピンクのフリースみたい。

博士:...
    まあ、わしの服はおいとくとして、

博士:これは、古いからな。
    有効に使われていた証じゃろう。



博士:この電卓は一部の関数を除き
    ツゥータッチで関数計算をするんじゃ。

博士:じゃあ、計算してみぃ。

かずみ:また、sin30°?

博士:イエス。

かずみ:はい、ポチ、ポチッで、30っと。



かずみ:で、次はこのsinって書かれた7番キーを
    押すわけね。

博士:いや、ちょっと待つんじゃ!!

博士:そのまま押したら“307”ってなるじゃろう。

かずみ:あっ、そうか。

博士:そこに、Fって書かれたキーがあるじゃろう?

かずみ:この左上の?
  
博士:そうじゃ、それを一回押せば、
    各キーに書かれた関数を選べるんじゃ。

かずみ:じゃあ、Fキーをポチッと押して、
    次に7の数字のキーね、ポチッ。

かずみ:これは計算途中は暗くなって何も出ないのね。

博士:まあそうじゃな。
    計算もfx-10より速いしな。

博士:電卓が開発競争でめざましく進化したように、
    関数電卓も日々性能がアップしていたんじゃ。



かずみ:で、答えが...5.000000000だって。

かずみ:???
    桁数は10桁もでてるけど、
    答えが間違ってるじゃない。

博士:よーく見てみるじゃ。

かずみ:ん?
    右下に“-01”って赤く表示されてるけど...

かずみ:???...
    ゜∀゜!!

かずみ:そうか、エラーね。

かずみ:電卓が
    「う~ん、難しい...ちょっと計算できないわ~」
    って自己主張してるのよ。

かずみ:fx-10っと同じ自己主張する電卓ね!!

博士:...
    違うじゃろう。
    指数表示しているだけじゃろう

博士:5.000000000×10-1って事じゃ。
    つまり、0.5じゃ。

かずみ:...
    なるほどね。
    そういう書き方もあったわね。

かずみ:うん。
    答えもちゃんと0.5て出るし、
    ちょっと汚いけどこれを借りていくかな。

かずみ:じゃあ、博士また。

博士:じゃあな...

かずみ:ヘ(* - -)ノ

博士:あ、そう、そう。
    その電卓、よくキーが効かなくなるから
    気をつけてな。

博士:そんな時は、
    スイッチを入れてしばらく待つと...

かずみ:は~っ、ダメでしょ、それ。

博士:ちゃんと、完動品を貸してよ。
    完動品を!!

博士:しょうがないじゃろう。
    古いしガタが来とるんじゃよ。
    それに、10分ぐらい待てば大抵...

かずみ:(ノ-_-)ノ

博士:これこれ、
    放り捨てようとするんじゃない。

博士:しかたがないなぁ。
    完動品じゃな。

博士:え~っと、たしかこの棚の
    ここら辺に入っとったはずなんじゃが....


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コメント

正直、9割がたチンプンカンプンなのですが、
いつも楽しく読ませていただいています。
にじみ出る電卓開発者の苦労、
すっかりクセになっております。(笑)

RE:みちこ様、

コメントありがとうございます。

チンプンカンプンな方は、
明るい正道を歩いてこられた真っ当な人だと
思います。
全てバッチグーという方は暗い横道を
道草しながら歩いてこられた怪しげな...
(^○^)

これからも宜しくお願いします。

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