プロフィールにゃ

ドクターアキヤマ

Author:ドクターアキヤマ
ドクターアキヤマ(通称「博士」);
現役大学教授(工学部).
専門は化学.
誕生日:アインシュタインと一緒.
(ほしのあきさんと五木ひろしさん
とも一緒)
趣味:レトロな物コレクション.

かずみ;
工学部の??年生.
4兄弟の2番目で、おじいちゃん、
おばあちゃんも同居しているという
8人家族.
工学部に進んだ理由は“数学が苦手
だから敢えて挑もうと思って...”.
なぜか用も無いのに
博士の研究室に入りびたっている.


カレンダーにゃ

10 | 2012/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新の記事にゃ


最新のコメントにゃ


最新のトラックバックにゃ


月別のアーカイブにゃ


カテゴリにゃ


まとめ
DATE: CATEGORY:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
DATE: CATEGORY:電卓
博士:お~っ、あった、あった、これじゃ。

LE84_01_02.png

博士:Canonが昭和49年(1974年)に発売したLE-84じゃ。

かずみ:本当だ。
    数字が真っ赤なのね。

博士:そうじゃ。
    液晶出現直前はカシオミニのように蛍光で
    緑色に光る数字の電卓が多かった。

博士:でも、少数じゃがこの電卓のように
    赤色LED(発光ダイオード)で、
    数字を表示する電卓もあったのじゃ。

かずみ:でもLEDってそんなに昔からあったのね。

博士:赤色LEDは古いぞ、
    青色や緑色のLED開発はずっと後じゃがな。

かずみ:LEDっていうと、エコって感じがするな。
    今も、“省エネのためにLED照明を”って
    宣伝してるじゃない。

かずみ:だから、液晶の電卓より、
    LEDの方がエコなんじゃない?

博士:根本的に勘違いしておるぞ。
    液晶は自ら光らないんじゃ。
    でも、LEDは自分で光る。

かずみ:..( ̄ヘ ̄)う~ん。

かずみ:博士が何を言いたいのかわかりませ~ん。

博士:じゃあ、ちょっと部屋の電気を消してみるんじゃ。

かずみ:(@Д@)

かずみ:はぁ~っ、ありえないでしょう、
    電気を消せだなんて。

かずみ:アカハラの次はセクハラですか~。

博士:いや、いや、
    何も、変な事は考えとらんわ。

博士:失礼なやつじゃな。
    入口のドアも開け放しとるし、
    何かできるわけなかろう。

博士:かずみくんと居て
    危ないのはこっちの方じゃよ。

かずみ:...。
    (¬_¬)

博士:面倒なやつじゃな。

博士:じゃあ、この双眼鏡貸してやるから、
    わしから十メートル離れたとこからでも
    見とくんじゃな。

パチッ

かずみ:な~んだ、
    この部屋って電気を消しても、
    真っ暗じゃないんですね。

博士:当たり前じゃ。
    窓のブラインドも開いとるからの。

博士:じゃあ、白液晶のEL-808と
    LEDのLE-84の数字を見てみるんじゃ。

wlc05.png

かずみ:博士っ、
    EL-808の方は何も見えません。

博士:そうじゃろう。

博士:LE-84はどうじゃ、

LE84_03.png

かずみ:電気をつけていたときと同じように
    くっきりと見えます。

博士:LEDは自分で光っているから暗い所でも見える。
    でも、液晶は自分では光らないから、
    外部の光に頼るしかないんじゃ。

博士:じゃから、
    部屋を暗くするとEL-808は使えない。

博士:もっとも、LE-84もキーが見えないから
    ブラインドタッチするしかなくなるがのう。

博士:やっぱり自分で光るとある程度の
    電力が必要なんじゃ。

博士:じゃから、LED電卓より液晶電卓の方が、
    省エネということなんじゃ。

かずみ:ふーん、なるほどね。
    液晶って外から光を当てる必要があるんだ~。

博士:そう。
   液晶テレビなんかバックライトといって、
   光源がついているのが普通じゃ。

博士:このバックライトが電気を消費する。

かずみ:つまり、
    やっぱり液晶を電卓に搭載したのは
    画期的だったてことね。

かずみ:゜∀゜!!

かずみ:そうか、だから博士の広~いおでこも
    電気を消したら光ってなかったんだ。

かずみ:いつも、てかてかしているから、
    てっきり発光しているかと思ってた。

博士:......。

博士:でじゃ、
    話は戻るが、液晶のおかげで
    電卓は薄型化も進んだんじゃ。

wlc06_07.png

博士:これが、SHARPが昭和50年(1975年)に
    発売したEL-8010Sじゃ。

かずみ:へーっ、手帳サイズなのね。

博士:そうじゃ、日本初の液晶電卓
    EL-805発売から二年後に
    手帳サイズで薄さ9mmの電卓の登場じゃ。

博士:これはボタン電池サイズの充電池で稼動する。
    こうなると完全にポケットにも入るのぅ。

博士:まあ、尻ポッケに入れたら、
    曲がってしまいそうじゃがな。

かずみ:ところで、博士、
    さっきから、日本初って言っているけど、
    世界で始めて液晶を搭載したのはEL-805
    じゃないの?

博士:商用で成功したという意味では、
    SHARPのEL-805が初めてじゃが、
    アメリカでは1972年に液晶搭載電卓が
    発売されておる。

博士:じゃあ、次はあれじゃな。
    え~っと、たしかこの棚の
    ここら辺に入っとったはずなんじゃが...。


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ              
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m

スポンサーサイト
DATE: CATEGORY:電卓
今日も研究室のドアを叩く音が...

コンコン、

博士:ハイ、

かずみ:トリックアトリート

博士:(゚⊿゚)???

かずみ:トリックアトリート

博士:...。

かずみ:トリックアトリート

博士:(-_-)、また、来年きてくれんかね。

かずみ:また、また~、そんなこと言っちゃって、
    ハッピーハロウィン!!

博士:ハロウィンは10月31日じゃ。
    もう、とっくに終わったわい。

かずみ:あ、そうなの。
    どうりで街からかぼちゃが消えて、
    サンタが溢れていると思ったら。

かずみ:まあ、ご愛嬌という事で。

博士:それに、
    トリック・オア・トリート(Trick or Treat)じゃ。

博士:“お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞ。”
    という意味じゃ。

かずみ:...。

かずみ:博士、あんまり細かいことにこだわると
    嫌われちゃうよ。

かずみ:だから、友達少ないんだよ。

博士:...。

かずみ:でね、博士っ、
    オセロゲームみたいな電卓を見つけたんだ。

博士:かずみくんの話は、
    突然、あっちゃこっちゃに飛ぶのう。

博士:で、なんじゃ、オセロゲームみたいな電卓って。
    昔、流行ったゲーム電卓か何か?

かずみ:じゃん、

wlc01_02_.png

かずみ:ほら、これ。
    黒をバックに白い文字で面白いでしょう。

博士:ほう、これは珍しいのぅ。
    俗に白液晶というわれる物じゃな。

博士:日本で最初に電卓に搭載された液晶は、
    白液晶なんじゃ。

博士:これはSHARPが昭和49年(1974年)に
    24,800円で発売したEL-808という製品じゃな。

かずみ:ねっ、普通の電卓と逆で、
    オセロゲームみたい。

博士:しかし、また、変な例えじゃの。

博士:せめて、普通の液晶と逆の、
    ネガとポジの関係とかなんとか...。

かずみ:何、ネガとポジって?

博士:...。
    まあ、よいわ。

かずみ:でね、博士、
    珍しいのは良いいけど、
    見づらいの。

かずみ:それに、“ぼわ~ん”て感じで
    ゆっくり数字が表示されるし。

博士:まあ、この液晶はそういう動作が特徴なんじゃ。
    わしゃ好きじゃぞ、この“ぼわ~ん”って感じ。

博士:黒地に白文字で、
    まるでチョークで黒板に
    板書しているみたいじゃないか。

博士:もっとも、
    “ぼわ~ん”としている学生よりは、
    “きびきび”した学生が好きじゃがな。

博士:のう、かずみくん。

かずみ:はい、はい。

かずみ:でも~、カシオミニの方が
    絶対見やすいし、
    きびきびしてたと思うんだけど。

博士:当時は、カシオミニが発売された後で、
    各メーカーが新型の電卓を
    開発しとったんじゃ。

博士:で、問題が大きな消費電力じゃった。

博士:数字が光るのは良いのだけれど、
    電池は2~4本必要だし、
    すぐに電池切れするし。

博士:そこで、液晶に目をつけたのがSHARPじゃ。

博士:この電卓の前年に発売された
    日本初の液晶電卓EL-805なんて、
    単3電池1本で100時間も使用できたんじゃ。

かずみ:へぇーっ。
    そんなに電池切れおこす電卓って
    想像つかないなぁ~。

かずみ:スマホなら毎日充電が必要だけど。

博士:そりゃ、スマホの使い過ぎじゃろう。

博士:わしなんて、昔からの携帯電話じゃが、
    数日は持つぞ。

かずみだって、私、
    博士と“違って”
    友達多いし~、人気者だし~、

かずみ:メールも一杯くるし~、
    博士と違って~。

博士:...。

かずみ:ところでこの電卓、
    ちょっと大き過ぎる気がするんだけど。

博士:そうじゃな、
    この電卓はACアダプタも使えるし
    置いて使うのが主な目的じゃったのじゃろう。

博士:そのぶん液晶も大きくて、
    これでもハイコントラストで
    白液晶の中では見やすかった方じゃ。

博士:ところで、
    わしも、白液晶の電卓をもっとるぞ。

博士:これじゃ、



博士:コクヨのKC-80G、
    昭和48年(1973年)発売の電卓じゃ。

博士:コクヨブランドじゃがOEMじゃから、
    SHARPの製品みたいなもんじゃ。

かずみ:へーっ、これもこの前の
    コクヨのKC-30Aみたいに
    SHARPのOEMなんだ。

博士:そうじゃ、
    この頃SHARPとコクヨは
    仲良しだったんじゃ。

博士:まぁ、わしと嫁さんみたいなもんかのう。

かずみ:(・_・)じーっ、

博士:(。-_-。)ポッ

かずみ:はい、はい、で、
    KC-80Gは小さくて
    手に持てるサイズなのね。

博士:そうじゃ。

博士:ところで、
    その説明書の表紙になんて書いてある?

かずみ:コクヨ電子ソロバン。

博士:やっぱり、
    電卓のライバルはソロバンなんじゃ。
    ソロバンは計算道具として
    偉大なんじゃ。

博士:電卓に液晶が搭載されてから、
    どんどん電卓は薄く、
    小さくなっていたんじゃ。

博士:カシオミニのように緑に光ったり、
    赤く光ったりする電卓は、
    薄くするのが難しいんじゃ。

かずみ:博士、博士、
    赤く光る電卓とか言ってるけど、
    そんな電卓見たことなんだけど?

博士:そうか、種類が少なかったらのぅ。

博士:じゃ、次はあれじゃ。
    え~っと、たしかこの棚の
    ここら辺に入っとったはずなんじゃが...。


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ              
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m

DATE: CATEGORY:マロンたん
今日も研究室のドアを叩く音が...
ん、じゃなくて電話のベルが、


リーン、リーン、

博士:はい、もしもし、

博士:えっ...、
     いえ、はい、はい、
     そんなことは...、

博士:アカアラなんて、
     めっそうもございません。

博士:はい、わかりました。
     すぐにお伺いします。
     はい。

ガチャン、

博士:大変じゃ、大変じゃ、
     =┏( >_<)┛ピューッ。

.........
.........

ガチャ、カチャッ、

かずみ:( ̄▽ ̄)
     かわいそう~、博士。

かずみ:日頃からかずみちゃんをバカにするから、
     こんな目にあうんですよ。

かずみ:反省してよね、博士っ。

かずみ:では、

かずみ:はい、皆さんお待ちかねのマロンたんですよ。

かずみ:まず、今回のオマケはマロンたんを
     作ってみようです。
     簡単にできます。

maron4_00.jpg

かずみ:皆さんも挑戦してみてください。
     プレゼントにも、さ・い・て・き。

かずみ:じゃ、本編、本編っと
     最高傑作大長編、今回は本当に四こまマンガ、
     第4話です。

maron04.png

かずみ:皆さんも気をつけて、
     食欲の秋とか言って食べ過ぎると、

かずみ:マロンたんや博士みたいに、
     ぶくぶくと太っちゃうよ。

かずみ:これでマロンたん第1巻は
     終わりなんです。

かずみ:さようなら、マロンたん。
     (≧д≦)ウェーン...。

かずみ:なんてね。
     実は第10巻まであるのさ。

かずみ:じゃあ、帰ってきたマロンたんという事で
     次のお話は、

ガチャ、カチャッ、

博士:だれじゃ、
     全くいたずら電話なんかしおって。

博士:大恥をかいたじゃないか。
     「何のことですか?」とか聞かれちゃうし。

博士:しかし、わしも気が動転しとったんじゃな。
     冷静に考えれば、
     学部長が若い女性の声のわけないじゃないか。

博士:わしより年配のおっさ...、
     いや、紳士なのに。

博士:(。゜ω゜)ン?
     そこに隠れているのは...。

博士:さては、
     ドックアイじゃろう。

博士:いや、違うな~、分かった。
     キャッツイヤーか?

かずみ:...。
     ふっ、違うな。

かずみ:わたしはかずみなどという
     キュートでセクシーな名前ではな~い。

博士:わしは、かずみくんなどとは、
     一言も言っとらんが...。

かずみ:...。

かずみ:とにかく、さらばじゃ~
     ヘ(* - -)ノ 。

博士:じゃあな、かずみくん。
     イタズラもほどほどにな~っ。


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ              
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m

DATE: CATEGORY:加算器
博士:お~っ、あった、あった、これらじゃ。

fore01.png

博士:まず、1920年代のドイツ製の“Pro Calculo!”
     日本は大正末期か、昭和初期の頃じゃ。
     金色に渋く光っとるぞ。

fore02.png

博士:次が、アメリカ製の“Pocket Adding Machine”、
     残念ながら製造年代は不明じゃ。
     おそらく1940年から1950年代の物じゃろう。

fore03.png

博士:でこれが“MAGIC-BARIC CALCULATOR”、
     アメリカで売られていたものらしいが、
     右下にJAPANと書いてある。
     つまり日本製じゃ。

博士:で、他にも...、

かずみ:はい、もういいです。
     博士が収集癖があるのは
     よーく理解できました。

かずみ:日本の物ばかりじゃなく、
     海外の品物もあつめているとは、
     マニアってやつはまったく...。

博士:...。

かずみ:でも、博士、
     日本ではこの手の計算器は
     普及しなかったんでしょ。

博士:まあ、さっきも言ったように、
     ソロバンの牙城は高くてなぁ。

博士:当初は電卓も“電子ソロバン”と称して
     売っていたぐらいじゃからな。

博士:でも、普及しようと努力した形跡はあるんじゃ。
     さきほどのPOCKET CALCULATORなんて、
     説明書に競技大会の案内がついておる。

博士:全国規模で予選をやって、
     最終的に東京(全国)大会を開催すると
     書いてある。

博士:東京(全国)大会では、
     車(スバル360)、テレビ、ラジオにトースター
     などを賞品として贈呈。

博士:さらに、地方予選を勝ち抜いて
     東京(全国)大会に参加した人は、
     “東京見物”に観光バスでご案内らしい。

かずみ:ふ~ん。
     普及しようと頑張ったんだね。

かずみ:で、報われたのかしら?

博士:そうじゃのう、
     一家に一台加算器とはならなかったからのう。

博士:しかし、日本の加算器は
     輸出メインで頑張っていたようじゃ。

博士:例えば、じゃな、

micra01.png

博士:これは、ミクラ精機株式会社の
     ラック押し下げ式の“ミックラー加算機”じゃ。

博士:これは、保証書が残っていて
     昭和43年(1968年)に販売されたもので、
     スタイラスじゃなく
     指で押し下げて数字を動かす方式じゃ。

博士:でこれじゃが、説明書の表紙に、

micra02.png

博士:“東京都優良輸出品認定”と書いてある。

博士:この説明書は日本語じゃから
     日本向けの品なのじゃろうが、
     同等の機種を輸出していたんじゃろう。

かずみ:ふ~ん、なるほどね~。

かずみ:で、これは加算“機”なわけね。

博士:まあ、そう名のっとるから、
     加算“機”なのじゃろう。

博士:ところで、かずみくん、

かずみ:ん、な~に?

博士:アルバイトを始めるって
     言ってなかったっけ?

かずみ:そうだよ、
     交通量調査のバイトだよ。

かずみ:仕方がないから真面目にやるよ。

博士:いや、仕事は常に、
     真面目にやるもんじゃが、

博士:確か、さっき今から面接に行くとか...。

かずみ:ん...、
     ん......、
     え~~~っ、 (=_=;);

かずみ:博士っ、
     今何時ぃ~っ!!!!

博士:えっ~と、そうじゃのう、


キーン、コーン、カーン、コーン~


博士:お~、
     丁度チャイムがなったから、
     もうすぐ3時じゃな。

かずみ:きゃーっ、

かずみ:遅刻、遅刻、
     ダッシュ、ダッシュ、ダッシュ、
     ≡ヘ(* - -)ノ

博士:かずみくん、かずみくん、
     忘れ物じゃ、忘れ物。
     リコーアレックス計算器を忘れとるぞ。

博士:あ~あっ、行ってしまった。

博士:しかし、かずみくんのも合わせると...、

博士:どこに置いとこうかのう。
     4台のリコーアレックス計算器と、
     3台のPOCKET CALCULATOR。

pckc_011.png


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ              
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m

DATE: CATEGORY:加算器
かずみ:博士、本当に大丈夫?
     腐った大福でも食べたんじゃない?

博士:まあ、とにかくやってみるんじゃ。

博士:切れ込みが“赤”じゃったら、
     上にグイッと動かすんじゃ。

かずみ:まったく、しょうがないな~。

かずみ:じゃあ、グイッと。

pckc_08.png

博士:上にグイッと動かすと赤い方の数字が
     引かれるんじゃ。

博士:じゃから、白い数字3とペアになっている
     赤い数字は“7”じゃから...、

かずみ:はい、はい、、
     だから9から7が引かれて2になって、
     結局“2565”ね。

かずみ:だから、
     7000引きたいんじゃなくて、
     3000足したいんだってば。

かずみ:まったく、もう。

博士:...。

博士:じゃあ、そのスタイラスを、
     左に動かして、
     下にクイッとさげてみぃ。

博士:ちょっとだけ、下げれるはずじゃ。

かずみ:えっ、たく~。
     はい、はい、クイ、クイッと。

pckc_09.png

かずみ:はい、はい、“12565”ね。

博士:9595+3000は?

かずみ:え~っと、
     12565。

かずみ:...。

かずみ:どういうこと???

博士:“3足す”ということは、
     “7引いて、10足す”のと一緒じゃ。

博士:じゃから、
     繰り上がる時は、
     切込みが“赤”になっとるから、

博士:引き算をして、
     一つ上の位に1足す
     という操作をするんじゃ。

かずみ:う~ん、難しいな。
     頭の中がウニになっちゃいそう。

博士:...。

博士:引き算も足し算と逆の操作でできる。

博士:スタイラスを上にグイッと
     動かすと赤の数字が引かれるんじゃ。

博士:繰り下がりも同じように、
     今度は切れ込みが白だと、
     それ以上引けないから...、

かずみ:博士、もういいです。
     分かったような気がしないこともないです。

かずみ:そうですね。
     万が一ぐらいの確率で、
     慣れれば使えるのかもしれない気がします。

博士:...。

博士:ちなみに、「掛け算もできる」と書いてあるぞ。

博士:やり方はじゃな...、

かずみ:ちょっとストップ!!
     まさか、九九(くく)を使ってとか
     いうんじゃないでしょね?

博士:お~、勘が良いのう、その通りじゃ。

かずみ:いいです。
     もう九九は。

博士:まあな、この手の計算器は、
     加算・減算用じゃからな。
     掛け算・割り算に期待しちゃいかんな。

博士:そうそう、2段タイプもあるぞ。

pckc_010.png

博士:ポケット計算機株式会社製の
     高級機種POCKET CALCULATOR300じゃ。

博士:残念ながら、
     スタイラスが欠品しとるが、
     上段が足し算用で、下段が引き算用じゃ。

かずみ:でも、博士、
     本当にこんな計算器を実用に使ってたの?
     なんだか信じられないんだけど。

博士:さっきも言ったが、
     日本にソロバンがあったから、
     殆ど普及しなかったようじゃ。

博士:じゃが、欧米では愛用されていたようじゃよ。

博士:じゃあ、次はこれじゃな、
    え~っと、たしかこの棚の
    ここら辺に入っとったはずなんじゃが...。


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ              
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m

DATE: CATEGORY:加算器
博士:お~っ、あった、あった、これじゃ。

pckc_01.png

博士:ポケット計算機株式会社製の
    POCKET CALCULATORじゃ。

博士:おそらく、昭和30年代ぐらいに
    売られていたもんじゃろう。

かずみ:また、ずいぶん古臭いな~。
    何かゲーム盤みたいで、
    とても計算器には見えないけど...。

かずみ:ところで博士、
    さっきから“計算器”って言ってるけど、
    “計算機”の間違いじゃないの?

博士:電卓が出る前は、
    “計算器”と称した商品もあったんじゃ。

博士:“器”には道具・機器っていう
    意味もあるからのう。

かずみ:ふ~ん。
    で、この“計算器”どうやって使うの?

博士:使い方は簡単なはずじゃ。

博士:説明書に
    “・・・数回練習することによって
    ソロバンのように上手・下手がなく・・・”
    と書いてあるしのぅ。

博士:じゃあ、“4352+5213”でも計算してみるかのぅ
    まず、窓の数字を“4352”にするんじゃ

かずみ:どうやるの?

博士:千の位のところの
    白い“4”の数字の横の切込みに、
    スタイラスを差し込むんじゃ。

かずみ:スタイラスって?

博士:ほら、その棒じゃよ棒。

博士:携帯ゲーム機で、
    画面をグイッとやったり、
    タッチしたりするじゃろう。

博士:あの、棒がスタイラスじゃ。

かずみ:へぇ~。
    あれスタイラスっていうんだ。

かずみ:ひょっとしてあのゲーム機は
    これをパクったなぁ...。

博士:また、そんな失礼なこと言う。

かずみ:で、どこに入れるんだっけ、
    う~ん、ここかな...。

pckc_03.png

博士:そうじゃ、そうじゃ、
    ちなみに赤い数字は引き算用じゃ

博士:じゃあ、そのスタイラスをグイッと
    下に降ろすんじゃ。

かずみ:グイッとね、ハイハイ。
    それ、グイッ!

pckc_04.png

博士:ほれ、上の窓の千の位に
    数字の“4”が出たじゃろう。

かずみ:なるほどね。

博士:じゃあ、あとは同じやり方じゃ。
    百の位は3に入れてグイッと、
    十の位は5に入れてグイッと、
    一の位は2に入れてグイッとじゃ。

かずみ:は、はぁ~ん。
    グイッ、グイッ、グイッと。

pckc_05.png

かずみ:こうやって“4352”にするわけね。

かずみ:で、“5213”をどうやって足すの。

博士:同じような操作じゃよ。

博士:千の位の5に入れてグイッと、
    百の位の2に入れてグイッと、
    十の位の1に入れてグイッと、
    一の位の3に入れてグイッと下げるんじゃ。

かずみ:は、はぁ~ん。
    グイッ、グイッ、グイッ、グイッと。

pckc_06.png

かずみ:お~っ。
    “9565”って答えが出た。

かずみ:なんか使えそうな気がする。

博士:そうじゃろうのう。
    欧米では携帯用として
    この手の計算道具が一般的じゃったんだ。

博士:日本と違って、
    そろばんが普及しなかったからのう。

かずみ:よっしゃ、
    じゃあこれに“3000”を
    足してみようっと。

かずみ:グッ...???、
    グッ...???

かずみ:博士、動きません。

博士:そうじゃろうの。
    9565に3000足したら
    繰り上がりになるからのう。

博士:かずみくん、
    そのスタイラスを入れた“3”の
    ところの切れ込みを見てみるんじゃ。

博士:切れ込みは何色になっておる?

pckc_07.png

かずみ:え~っと、
    赤色に見えます。

博士:じゃあ、さっきまでは何色じゃった?

かずみ:...、
    ......、
    記憶にございません。

博士:白色じゃ、白っ。

博士:赤色の時は繰り上がるので
    足せないってことじゃ。

かずみ:けっ、
    使えない奴...。

博士:足せない時は引くんじゃ。

かずみ:フッ( ´∀`)、

かずみ:博士っ、大丈夫、
    何か悪いものでも食べたんじゃない?

かずみ:足し算をしたいんだよ“足し算”
    “引き算”じゃなくて足し算。

博士:別に、おかしな事はいっとらんよ。

博士:足し算するために引くんじゃ。

かずみ:ふぇ~っ(”。”)??


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ              
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m

DATE: CATEGORY:加算器
博士:そうじゃ。
     この右のレバーをグイッと引いてじゃな、

alexe_07.png

博士:これで、引き算モードじゃ。

博士:じゃ、今“786”じゃから、
     これから“347”を引いてみるかのぉ~。

かずみ:どうやるの?

博士:もう、引き算モードになっとるから、
     百の位で3回、十の位で4回、
     一の位で7回ボタンを押すだけじゃ。

かずみ:足し算とおなじやり方ね。
     ボタンをおせばいいのね。
     ボタン、ボタンっと。

博士:さっきみたいに押した数忘れるんじゃないぞ。
     振り出しに戻るからな。

かずみ:はい、はい、
     わかってますって。

かずみ:えっと、カチッ、カチッ、カチッ...。

alexe_08.png

かずみ:答えが“439”ってことね。

博士:そうじゃ、

博士:繰り下がりも自動じゃし、
     寛大な気持ちでじゃな、
     こんな計算器もありかなぁと…。

かずみ:博士、博士っ、
     全てを“0”に戻すときどうやるの?

博士:リセットじゃな。
     そういう時は、
     下のレーバーを引っ張るんじゃ。

かずみ:下のレバーね。
     カチャ。

alexe_09.png

かずみ:“328”になったわよ。
     “0”じゃないわよ?

博士:そうじゃ。
     一度引っ張ると、全ての桁が1ずつ減るんじゃ。
     でも、0までしか減らんぞ。

かずみ:じゃあ、カチャ、カチャ。

alexe_10.png

かずみ:2回引っ張っると“106”っと。
     ふ~ん。

かずみ:ということは、“9”がある時は...。

博士:良いとこに気がついたのぅ~。
     リセットするためには、
     “9回”レバーを引っ張るんじゃ。

かずみ:.........。

博士:まぁ、一工夫してじゃな、
     “439”に1足して“440”にしてじゃなぁ...、
     そうすると、“4回”レバーを引けば...

かずみ:博士、
     もう一回、質問いいですか?

博士:なんじゃ。

かずみ:これは本当に、
     “商品”として売った物でしょうか?

博士:また、そんな事を言う。
     立派な計算器じゃ。

博士:まったく、しょうがないな。

博士: そうじゃった、そうじゃった。
     こいつは、掛け算もできるんじゃぞ。
     説明書にちゃんと書いてある。

かずみ:えっ掛け算!!すごいじゃない。
     それを早く言ってくれなくっちゃ。

かずみ:この計算器が神々しく見えてきたわ。

博士:そうじゃろう、そうじゃろう。
     じゃ、ちょっとやってみるかい。

博士:そうじゃな、
     じゃ“63”ד24”をやってみるか。

博士:えーっとじゃな、
     まず、リセットして、
     足し算モードにすると。

かずみ:カチャ、カチャ...、
     OK牧場!!

博士:...。

博士:じゃ、“3×4”はいくつじゃ?

かずみ:へっ、“3×4”??
     えーっと...確か“12”ぐらい...。

博士:いや“12ぐらい”じゃなくて、“12”じゃ。

博士:じゃあ、十の位に1、
     一の位に2を入れて、

かずみ:(*゚ω゚*)ん...。

かずみ:えっ~と、
     十の位に1、一の位に2ね。
     カチッ、カチッ、カチッ。

alexe_11.png

博士:じゃ、“6×4”は?

かずみ:...“24”。

博士:じゃあ、百の位に2を入れて、
     十の位に4足して。

かずみ:??...、
     カチッ、カチッ...。

alexe_12.png

博士:“252”じゃな。
     よし、ここまで合っとるぞ。
     じゃ、次は“6×2”を...。

かずみ:ちょっと、ストップ!!

博士:うん、なんじゃ。

かずみ:あの~、結局、
     これは自力で九九(くく)をやって、
     その後、足せってことですかい?

博士:当たり前じゃ。
     これは“加算器”じゃからな、
     足し算、引き算、専門なんじゃじゃ。

博士:説明書にも掛け算のやり方として、
     この方法が書いてある。

かずみ:.........。

かずみ:博士、
     再度、、質問いいですか?

博士:なんじゃ。

かずみ:これは本当に、
     お金を取って売った物ですか?

博士:また、そんな事を言う。
     立派な商品じゃ。

博士:この当時はじゃな、
     カシオミニが出るずっと前で、
     電卓は数十万円する時代じゃぞ。

博士:物価は今の十分の一。
     つまり、電卓を買うということは、
     3ナンバーの高級外車を買うようなもんじゃ。

博士:この計算器は500円。
     まあ、今じゃと5千円ぐらいの感覚じゃ。

博士:ちょっとした臨時収入でもあった時、
     間違って...、
     いや、“実用品”として買ったんじゃよ。

博士:箱にも書いてある。
     「ビジネスマン、設計マン...、主婦など...
     練習なしで...使える計算器」

博士:多分、昔は家庭のご婦人方も、
    一台ずつこれを携えてじゃな、
    八百屋さんや魚屋さんで、

博士:カチッ、カチッ、と計算して、
    「お兄さん、少しオマケしてよ~」
    なんて言いながら買い物をしたんじゃよ。

博士:昭和の買い物風景が目に浮かぶようじゃ。

かずみ:(¬_¬)

博士:わかった、わかった。
    そんな目でみるな。

博士:じゃ、こいつはどうじゃ。
    え~っと、たしかこの棚の
    ここら辺に入っとったはずなんじゃが...。


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ              
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m

DATE: CATEGORY:加算器
今日も研究室のドアを叩く音が...

コンコン、

かずみ:こんちわ~

博士:(-_-)...、

かずみ:こんちわ~

博士:(-_-)...、

かずみ:こんちわ~、こんちわ~、こ~ん~ち~わ~

博士:わかった、わかった。
     そんな耳元で叫ぶな。

かずみ:だから、こんちわ~

博士:わかったから、
     で、何のようじゃ?

かずみ:博士、博士、聞いて、聞いて、

かずみ:今度ね交通量調査のアルバイトを
     することにしたの。

博士:ほう、アルバイトね。

博士:まあ、学生は勉強が本分じゃが、
     お金を稼ぐのが如何に大変か、
     経験するのも勉強じゃろう。

かずみ:でね、今から面接に行くんだけど、
     実は秘密兵器があるんだ。
     ジャ~ン、

alexe_01.png

かずみ:ほら、これ。

かずみ:家の古~い机の引き出しの中から
     見つけたんたんだけど、
     超便利機能がついたカウンター。

かずみ:五桁あるから、
     99,999まで数えれるの。
     それに各桁に押しボタンがついてるの。

かずみ:だから、こんな風に、
     一の位をカチッ、カチッ、

alexe_02.png

かずみ:で、“2”になるし。

かずみ:十の位をカチッ、カチッ、カチッ、
     百の位をカチッ、カチッ、カチッ、カチッ、

alexe_03.png

かずみ:で、“432”になるの。

博士:...。

博士:で、どこがそんなに便利なんじゃ?
     各位にボタンがついているだけじゃないか。

かずみ:だから、わからないかな~。

かずみ:ほら、交通量調査って暇そうじゃない。
     カチッ、カチッって数えるだけでしょう。

かずみ:最近、寒くなってきたし~、
     ちょっとコンビニで10分ぐらい暖まって、
     戻って十の位をカチッと。

かずみ:昼になったらファミレスでランチでしょ。
     今度は戻って百の位をカチッと。

かずみ:まあだいたい、このぐらいでしょうって。
     ね、超便利でしょう。

博士:...。
     多分、すぐにバレてクビじゃぞ。

博士:それにカウンターの持ち込みなんて
     許されないじゃろう。

かずみ:え~っ。
     良いアイディアだと思ったのに~。

博士:第一、根本的に間違っておる。
     それはカウンターじゃなく、
     “計算器”じゃ。

かずみ:いや、いや、博士、
     これはどう見てもカウンターでしょう。
     言っている意味がわかんな~い。

博士:これは、“手動加算器”の一種で、
     リコー計器が販売していた
     リコーアレックス(RICOH ALEXE)計算器
     という製品じゃ。

博士:わしも、持っておる。

alexe_04_05.png

博士:製造時期でレバーの形状など違うようじゃが、
     基本的に同じ機能じゃ。

博士:昭和30年~昭和40年代
     (1960年~1970年代)に500円で
     売られていたんじゃ。

かずみ:( ̄ヘ ̄;)うーん、
     カウンターだと思うんだけどな。

かずみ:じゃあ、どうやって計算するの?

博士:簡単じゃ。
     いま“432”になっとるじゃろう。

かずみ:そうだよ。

博士:じゃ、それに“354”を足してみるかのう。

博士:えっと、百の位のボタンを3回押して、
     次に十の位を5回、一の位を4回じゃ。

かずみ:えっ、ボタンを押すの?

かずみ:じゃあ、カチッ、カチッ、カチッ、
     カチッ、カチッ...、
     あれ?

かずみ:博士っ、私、十の位何回押したっけ?

博士:そんな事はしらんわ。
     そういう時は“最初からやり直し”じゃ。

かずみ:えーっ、めんどぅ~。

博士:ちょっと貸してみろ。
     カチャ、カチャ...、

博士:ほら、0に戻したぞ。

かずみしょうがないな~。
     カチッ、カチッ、カチッ...
     “432”でしょう。

かずみ:百の位のボタンを3回、
     十の位を5回、1の位を4回ね、
     カチッ、カチッ、カチッ...。

alexe_06.png

かずみ:えーっと
     “786”が答えね。

博士:どうじゃ、ちゃんと足し算ができたじゃろう。
     じゃからこういう計算器を
     “手動加算器”というんじゃ。

かずみ...。

かずみ:博士、
     一つ質問いいですか?

博士:なんじゃ?

かずみ:こんなの本当に、
     計算器として売ったんでしょうか?

博士:失礼なことを言っちゃいかん。
     立派な商品じゃ。

博士:無駄遣いして、後悔先に立たず...、
     “いや、えーっと、

博士:「ちょっと、私そろばんも暗算も苦手だし~」
     という具合にじゃなぁ、
     うっかり魔が差して...、

博士:まあ、とにかくそれなりに売れたんじゃよ。
     自動で繰り上がりもできるし。

博士:それに、これは加算器というが、
     引き算もできるんじゃ。

かずみ:えっ、引き算もできるの?


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ              
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m

DATE: CATEGORY:マロンたん
コンコン、

博士:ハイ、

かずみ:どうも。

博士:...。

かずみ:博士、講義の内容で
     質問があるんですが...。

博士:なにっ!!
     もう一度言ってくれんか。
     空耳が聞こえたようなするんじゃが。

かずみ:え~っ、講義の内容で
     質問があるんですが。

博士:そうか、そうか、かずみくんも、
     やっと、やる気になってくれたか。
     涙がちょちょ切れるぐらい嬉しいぞ。

博士:で、どれじゃ、どれじゃ?

かずみ:え~っと、
     これです。

博士:どれ、どれ、?

博士:“太郎くんが花子さんのところに
     遊びに行くために朝9時に家を出ました...”

博士:かずみくん、
     こりゃ私が教えている講義と違う気がするが...。

かずみ:いや、いや、博士だったらこんな問題
     ちょちょちょいっと解けるでしょう。
     “天才”なんだから。

かずみ:よっ、天才!!
     キムタク!!ソ・リ・マ・チ!!

博士:いやいや、そんな
     (≧∇≦)

博士:どらどら、えっと、太郎君が...、

かずみ:博士、ちょっとパソコン貸してね。
     レポートの調べ物しなくちゃいけないんで。

博士:うん?
     ああ、そこにあるやつ使っていいぞ。

博士:9時に家をでたんじゃろう。
     それで、...

かずみ:( ̄▽ ̄)

かずみ:はい、皆さんお待ちかねのマロンたんですよ。
     博士はお勉強中なので静かにね~。

かずみ:では、早速、

maron3-0.png

かずみ:そうです。
     マロンたんは妖精なんです。

かずみ:決してサ○○オのキャラクターを
     ヒントに作ったんじゃありません。

かずみ:では、本文、

かずみ:最高傑作大長編六こま...、
     三~六こまぐらいのマンガ
     「マロンたん」第3話です。

maron031.png

かずみ:ハイ、季節感たっぷりのお話です。

かずみ:えっ、「カラーに戻ってるじゃない?」って
     人気漫画は巻頭カラーに対応しないと
     いけないのです。

かずみ:では、次は...、

博士:かずみくん、かずみくん、
     解けたぞ。

博士:でも、いくらなんでも簡単すぎるだろう。
     大学生の習う内容だとは思えんぞ。

博士:でも、一応だな、えーっと、
     太郎くんと花子くんの家の
     距離をじゃな、

博士:(。゜ω゜)ン?

博士:ところで、なにを調べとるんじゃ?

かずみ:ふっ、ふっ、ふっ、
     バレてしまっては仕方がない。

かずみ:何を隠そう、
     わたしは怪盗キャッツイヤーだ。

博士:はぁ~?
     どこから、どうみても
     100パーセントかずみくんじゃないか。

かずみ:ちがう、わたしはかずみなどという
     清楚で美しい名前ではな~い。
     怪盗キャッツイヤーだ。

かずみ:うひょ、ひょ、ひょ、ひょ
     さらばじゃ~、ヘ(* - -)ノ 。

博士:( ゚д゚) ...。


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ              
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m

DATE: CATEGORY:電卓
博士:お~っ、あった、あった、これじゃ。

casio_mini19.png

博士:1973年(昭和48年)に発売された
    オムロンのOMRON60と
    シチズン事務機のCITIZEN SIXじゃ。

博士:値段もカシオミニと同じ
    12,800円。

博士:一見、違うように見えるが
    事実上の同じ機種じゃ。

かずみ:なるほどね、
    OECDとかいうやつなわけね。

博士:OEMじゃ。

博士:このころオムロンは電卓開発に
    力を入れておって、
    他社にOEMとして電卓を供給しておった。

かずみ:博士っ!!大変です。

かずみ:“-=”とか“+=”とかいう
    変なキーが存在します。

博士:当たり前じゃ。
    これは加算式の電卓じゃからな。

かずみ:かずみ撃沈です。

博士:食わず嫌いはだめじゃよ。
     慣れれば簡単じゃ。

博士:じゃあ、表示部を良く見てみぃ。

かずみ:うーんと、
    不思議なことに“0”が一番左に
    見えますが。

博士:そうじゃ。
    このころは左づめ表示の電卓も
    結構あったからな。

かずみ:なるほど。

かずみ:う~ん、
    そうですね、

かずみ:でもなんか、
    面白みにかけますね。
    特徴がないというか、
    茶目っ気が足りないというか。

かずみ:ちょい悪かと思ったら、
    博士みたいなただのくたびれた
    おっさんだったみたいな。

博士:...。
    だから普通の電卓じゃと言うとるんじゃ

博士:正攻法でカシオミニに挑んだんじゃ。

博士:ほら、こんなのもあるぞ。

casio_mini20.png

博士:1974年(昭和49年)発売のSANYOのCA-2000Aじゃ。
    13,800円じゃから、
    カシオミニよりちょっと高いが
    12桁の計算能力がある。

かずみ:へーぇ、
    こっちは加算式じゃないんだ。

博士:まあこの時期になると、
    個人使用を意識して
    数式どおり入力が主流になるんじゃ。

博士:で、ほかにも6桁電卓としてな、

かずみ:博士ちょっと待ってください。
    もういいです。

かずみ:ちょっと食傷気味です。
    “うっぷ”とここまできてます。

博士:そうかぁ~、
    遠慮はいらんぞ。

かずみ:で、結局6桁戦争の結果は、
    どうなったんですか~。

博士:まあ、異論もあろうが、
    その後もカシオミニシリーズ
    が出続けて、

博士:他のメーカーは6桁電卓から撤退
    していったことから、
    明らかじゃろう。

博士:おー忘れとったが、
    カシオミニのCMが大流行
    したのしっとるか?

かずみ:聞いたことないです~。

博士:えっとじゃな、
     “答~え、いっぱ...”

かずみ:博士、博士、博士っ、
    ストップ、ストップ、
    だめですよ歌っちゃ。

博士:えっ、どうしてじゃ?

かずみ:だってJASRAC(日本音楽著作権協会)
    の許可得てないでしょう?

博士:...。
    そうか、うん、そうじゃな。

博士:じゃ、そろそろカシオミニの話も
    終わりにするか。

かずみ:そうですね、
    そろそろ例の鐘が鳴りますよ。

博士:いかん、いかん、
    その前に、大福、大福っと。
    .........

博士:こらぁ~っ。
    何が“うっぷ”じゃ、
    わしの大福を全部平らげおって。

かずみ:へへっ、
    でも、意外とおいしいんですね。
    奈良漬入り大福って。


キーン、コーン、カーン、コーン~


博士:まずい、始まりの鐘じゃ~。
    ダッシュじゃ、ダッシュ。

博士:かずみくん、かずみくん
    大福は貸しじゃぞ、貸、しっ、

かずみ:はい、はい、
    でも、博士...、

博士:なんじゃ?

かずみ:そのノートの影に隠してる
    “初代カシオミニ”、
    ちゃんと返してくださいね。

博士:...。
    てへっ、
    ばれた?

にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ              
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m

DATE: CATEGORY:電卓
博士:お~っ、あった、あった、これじゃ。

casio_mini13.png

かずみ:へーっ、同じ電卓の色違いね。

博士:いや、違うぞ、
    ぜんぜん違う2機種じゃ。

かずみ:えーっ、
    キーの数も配列も一緒だし、
    どう見てもただの色違いでしょ。

博士:メーカー名と型番がみえるじゃろう?

かずみ:うんと、なになに、
    黒いのが、SHARPのEL-120で、
    クリーム色のが、KOKUYOのKC-30A...

かずみ本当だ、違う。

かずみ:うーん???
    ゜∀゜!!

かずみ:そうだよ。
    産業スパイだよ。
    片方のデザインや機能を、
    もう片方が盗んだんだよ。

かずみ:でも、ここまでそっくりだったら、
    訴えられちゃうよ。

かずみ:数千万、いや、数億の賠償金かな。
    バカだね~。

博士:...。
    たんなるOEM品じゃ。

かずみ:何、OEMって、
    石油輸出国機構のこと。

博士:そりゃ、OPECじゃ。

博士:OEMは“Original Equipment Manufacturer”の略で、
    SHARPがKOKUYOブランド名で
    電卓を作って供給してたんじゃ。

かずみ:なんだ、同じ物なんじゃない。

博士:まあ、デザイン違いといえば
    デザイン違いじゃが、
    違う製品といえば違う製品じゃ

博士:なかには機能に差をつける場合もあるぞ。
    まあ、この2機種は、
    全く同じ機能じゃがな。

博士:EL-120は初代カシオミニの発売の翌年の
    1973年(昭和48年)に発売され、
    価格は1万円で20円のおつりがくる
    脅威の低価格9,980円じゃ。

かずみ:すごいじゃない。
    カシオミニが真っ青になって、
    逃げ出したんじゃないの。

博士:まあ、“価格では頑張った”んじゃ。

博士:じゃあ、表示部をよーく見てみぃ。

かずみ:えっ、表示部、
    “+888”って、
    ...。

かずみ:数字が3桁しかないんですけど。

博士:そうじゃ、3桁表示の電卓じゃ。

博士:表示桁数をケチっ...、
    いや、節約することでじゃな、
    1万円を切る低価格を実現したんじゃ。

かずみ:3桁って、そりゃ、暗算の世界でしょう!!

かずみ:私だって、紙と鉛筆とちょっと時間があれば、
    3桁の四則演算なんて...
    ちょちょいのちょいって。

かずみ:それにさっき、博士“6桁の戦い”
    とかいってなかったっけ。
    それがいきなり3桁ですか。

博士:...。
    ほれ、6を2で割ったら3じゃ。
    ゆるしてやよろうよ。

かずみ:...。
    ちょっと、
    言っている意味がわかんないんですけど。

博士:計算はちゃんとやってくれてるんじゃよ。
    整数部は9桁、小数点以下は3桁じゃ。

博士:まあ、表示はあれじゃが、
    演算部は優秀なんじゃ。

博士ちょっと、“123456789.012×4”を
    計算してみぃ。

かずみ:まったく、ええっと

かずみ:なるほどね。
    “右に進め”キーで次々に、

casio_mini14.png

かずみこたえの“493827156.048”を
    表示するわけね。

かずみまあ、そうね。
    うーん。

かずみ博士がそんなに頼むんなら
    使ってあげてもよくってよ。
    オホホホホ。

博士...。

かずみ:ん?博士っ、
    本体の下にボタンが付いているんですけど?

casio_mini15.png

博士:ああ、それか、
    ちょっと押してみい。

かずみ:ポチッと、

casio_mini16.png

かずみ:( ・◇・)??、
    ポチッ、ポチッ、ポチッ、ポチッと、

casio_mini17.png

博士:なんと、
    電子カウンター機能搭載じゃ。

かずみ:...。

博士:じゃあ、今度は裏側を見てみるんじゃ

casio_mini18.png

博士:背面には、
    定規みたいなメモリがふってある。

かずみ:...。

かずみ:オホホホホ、
    博士の頼みでも、
    ちょっと、無~理~。

博士:いや、いや、
    カシオミニもビックリの多機能なんじゃよ。

博士:カウンターが付いてれば、
    野鳥の会の人にも売れるかもしれないし。

博士:メモリがふってあれば、
    一円玉をのっけて、

博士:“一円玉って、
    豆知識本に書いてあったように
    本当に直径2cmなんだ。”って
    納得できるかもしれんじゃろう。

かずみ:...。
    ┐(゚~゚)┌

博士:わかった、わかった。
    じゃあ、次は、
    直球勝負のライバルじゃ、

博士:え~っと、たしかこの棚の
    ここら辺に入っとったはずなんじゃが...。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ              
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m


copyright © 2017 ドクターアキヤマのレトロな計算道具たち all rights reserved.Powered by FC2ブログ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。