プロフィールにゃ

ドクターアキヤマ

Author:ドクターアキヤマ
ドクターアキヤマ(通称「博士」);
現役大学教授(工学部).
専門は化学.
誕生日:アインシュタインと一緒.
(ほしのあきさんと五木ひろしさん
とも一緒)
趣味:レトロな物コレクション.

かずみ;
工学部の??年生.
4兄弟の2番目で、おじいちゃん、
おばあちゃんも同居しているという
8人家族.
工学部に進んだ理由は“数学が苦手
だから敢えて挑もうと思って...”.
なぜか用も無いのに
博士の研究室に入りびたっている.


カレンダーにゃ

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新の記事にゃ


最新のコメントにゃ


最新のトラックバックにゃ


月別のアーカイブにゃ


カテゴリにゃ


まとめ
DATE: CATEGORY:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
DATE: CATEGORY:電子辞書
これ計算道具じゃないし...

計算できない....電子辞書1

計算できない....電子辞書2

計算できない....電子辞書3

計算できない....電子辞書4

スポンサーサイト
DATE: CATEGORY:電子辞書
博士:お~っ、あった、あった、これじゃ。

dic27.png

博士:Canonが売り出した定価21,800円の漢字字典、
    CA-1000じゃ。
    おそらく昭和56年ごろの発売じゃと思うがのう。

かずみ:へ~っ、これが最初の頃の漢字辞典ねぇ~。

博士:いや、漢字字典じゃ。

かずみ:辞典でしょ。普通。

博士:良く見るんじゃ。
    ちゃんと漢字字典って書いてあるじゃろう。

dic28.png

かずみ:確かに字典って書いてあるわね。
    博士、辞典と字典ってどうちがうの?

博士:文字について書かれた辞典を、
    字典っていうらしいのう。

かずみ:なんだ、それだけのこと。

博士:わしの専門外なので、それ以上はしらん。

かずみ:...

かずみ:で、どうやって使うの?

博士:そうじゃな、
    パソコンで“かな漢字変換”するようなものじゃ。

博士:じゃあ、
    キーボードで“じかん”と入れてみるんじゃ。

かずみ:これはキーボードが付いているのね。
    それだけでも素晴らしく感じちゃうわ。

かずみ:じゃあ。
    ポチ、ポチ、ポチ、ポチっと。

dic29.png

博士:で、漢字キーじゃ。

かずみ:ポチっと。

dic30.png

かずみ:なるほどね。
    “じかん”を漢字に変換してくれるわけね。
    で、次は?

博士:“次は?”っていわれても。
    それだけじゃ。

かずみ:いや、“それだけじゃ”っていわれても...
    字典なんだから、漢字の成り立ちとか、
    画数とか、部首とか...

博士:そんなちまちました物は、入っておらん。

博士:読みを漢字に、
    漢字を読みに変換するのが
    この電子字典の最大で究極の目的なんじゃ。

かずみ:なるほどね...
    って、それじゃ本当にパソコンの
    かな漢字変換システム(IME)と一緒じゃない。

博士:まあ、そうじゃな。

かずみ:使えねぇやつ...

博士:そんな事はないぞ、

博士:当時、“かな漢字変換”は
    パソコンでも苦労したぐらい
    発展途上の技術じゃったんじゃ。

博士:それがなんとポケットサイズで出来るんじゃぞ。

博士:それにじゃな、なんとCA-1000には、
    筆順表示機能が付いておるのじゃ。

かずみ:筆順ね...
    なんだか小学生に戻った気分。

かずみ:博士には有用かもね。
    でも、博士は筆順以前の問題よね。

かずみ:黒板で、点が抜けたり、
    棒が足りなかったりして、
    “プッ”って、ふかれてるもんね。

博士:...

かずみ:で、どうやるの?

博士:その、筆順ボタンを押すだけじゃ。

かずみ:ポチッと。

dic31_34.png

かずみ:なるほどね。
    要は次々に筆順どおりに表示してくれるわけね。

博士:そうじゃ。

かずみ:まあ、でも微妙~。
    やっぱり、博士と小学生向きの機能じゃない。

博士:まあな、出題機能や採点機能もあるから、
    子供の教育がメインターゲットだったんじゃろう。

博士:テレビコマーシャルでも、
    「家庭教師がいるみたい」って、
    子供がじゃべってたからな。

博士:で、じゃ。
    やってみたいじゃろう?

かずみ:ん?なにを?

博士:“はかせ”って入れて、変換じゃあ~。

かずみ:べつに、全く興味がありませんけど。

博士:(TωT)

かずみ:...
    まったく、しょうがないわね。
    ポチ、ポチ、ポチっと。

dic35.png

かずみ:はい、漢字キーっと。

dic36.png

かずみ:“・・・?”だってよ。

博士:やっぱりかぁ~
    “・・・?”はデータがありませんって事じゃよ。

博士:博士じゃ医者には勝てんか~

かずみ:じゃあ、“いしゃ”っと。

dic37.png

かずみ:で、変換。

dic36.png

かずみ:“・・・?”だってよ。

博士:なにっ、そうか。
    医者も出ないか~博士と同等じゃなぁ~。

かずみ:なに、ニッコリしてるのよ。
    たんに、両方データが入って無いって
    ことじゃない。

かずみ:さっきから、医者、医者ってこだわってるけど、
    何かお医者さんに恨みでもあるの。

博士:いや、いや、そんなものは無い。

博士:わしが診てもらってるお医者様は、
    みな親切じゃし、名医じゃよ。

博士:ただ、学生時代から、
    ちょっとした因縁があってな。
    話せば長くなるが...

かずみ:じゃあ、いいわ。
    そのうち暇で暇で死にそうになたら、
    聞いてあげなくもないわよ。

博士:...


キーン、コーン、カーン、コーン~



博士:おう、チャイムじゃ。
    授業に行かねば。

かずみ:何言ってるのよ。
    まだ、お正月休みの真っ最中じゃない。

博士:???
    かずみくんこそ、何言ってるんじゃ。

博士:お正月休みどころか、
    冬休みもとっくにおわっとるぞ。

かずみ:へぇっ、だって、
    確か、正月休みに...
    マロングラッセが...

博士:正月休みじゃと??
    う~ん。

博士:わかった。
    さっきから、

博士:“時間”とか“タイム”とか打ってたから、
    タイムスリップ(時間旅行)でも
    したのかもしれんのう~

かずみ:...

博士:...

博士かずみ:おあとがよろしいようで
    <(_ _)> <(_ _)>

    =ヘ(* - -)ノ =ヘ(* - -)ノ


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ            
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m
DATE: CATEGORY:電子辞書
博士:お~っ、あった、あった、これじゃ。



博士:これが、昭和56年(1981年)にSHARPから
    発売されたIQ-150、定価9,980円の
    英和・和英辞書付き電卓じゃ。

博士:姉妹機に収録単語数の多い
    IQ-200ってのもあるぞ。
    これこそまさに計算できる辞書じゃ。

かずみ:へえ~、こんなのまで売ってたんだ。

かずみ:確かに見かけは電子辞書っていうより
    電卓よね。

博士:そうじゃろ。
    まさに“計算道具”じゃよ。

かずみ:で、どうやって、電卓と辞書を
    使い分けるの?

博士:スイッチ切り替え式になっておる。



博士:英和や和英を選べば、辞書モードじゃよ。

かずみ:ふ~ん...
    (・_・)....あれっ?

かずみ:アルファベットキーや
    ひらがなキーがないんだけど、
    どうやって入力するの?

博士:それがな...
    まあ、やってみるか。

博士:じゃあ、“Time”じゃな。

博士:まず、英和に切り替えて、

かずみ:はい、はい、英和ね。
    カチッと、それで?
  
博士:数字、演算キーの上部に
    緑色っぽい特種キーが4つあるじゃろう。

かずみ:この何か訳の分からないキーね。

博士:その一番左の白緑の四角が
    書かれたキーを押すんじゃ。

かずみ:あ、これね。



かずみ:“a”って出たわよ。

博士:それが“t”になるまでキーを
    押し続けるんじゃ。

かずみ:...
    分かったわよ押し続けるのね。
    ポチッ、ポチッ、ポチッ...



かずみ:できたわよ。

博士:次は、二文字目の“i”じゃな。

博士:今度は左から2番目の緑白の四角が
    書かれたキーを“i”が出るまで押すんじゃ。

かずみ:...
    “i”が出るまでね...
    しょうがないわね~

かずみ:ポチッ、ポチッ、ポチッ...

かずみ:あれっ、"j"まで行っちゃった。

博士:そんな時は、左行けキーじゃ。

かずみ:全く、面倒くさいわね。



かずみ:ふ~っ、出たわよ“i”が。

博士:お~っ、“i”がでたか。
    オッケー、オッケー、
    アイさえあれば~ってなもんじゃ。

かずみ:( ̄_ ̄)

博士:...
    え~っ、おっほん。

かずみ:で、まさか、“m”と“e”も
    同じように出せって言うんじゃ
    ないでしょうね?

かずみ:加算器で培った腱鞘炎の思い出が
    蘇ってきてるんだけど。

博士:大丈夫じゃ、
    入力が必要なのは頭の2文字だけじゃ。

かずみ:ふうっ、よかった。

博士:じゃあ、次は右から2番目の
    右に行けキーを押すんじゃ。

かずみ:あっそう。
    これね、ポチッっと。



かずみ:“ticket”って出たわよ。
    “time”じゃないわよ。

博士:当たり前じゃ。
    じゃあ、今度は“time”が出るまで、
    右行けキーを押すんじゃ。

かずみ:...
    で、何回押すのよ?

博士:さあな、押してみないとわからんな。

かずみ:...
    ポチッ、ポチッ、ポチッ、ポチッ...



かずみ:出たわよ。
    右行けキーを8回だったわよ!!



博士:オッケー、オッケー、
    で、翻訳キーじゃ。

博士:ほれ、TIME=ジカンじゃ、素晴らしいのう。

かずみ:...
    ダーッ。

かずみ:それってぇと、これはなんですかい。
    頭から2文字を各最大26回のキー押しで
    指定して...

博士: Zから遡ることもできるから...

かずみ:そんなのはどうでもいい!!

かずみ:その後、その頭から2文字が一緒の単語を
    次々にキーを押して探せってことですかい。

博士:まあ、そういことになるかのう。
    今回は飲み込みが早いのう。

かずみ:いいです。
    二度と使いたくありません。

博士:まあ、そんなことを言わずに。

博士:少ないキーでアルファベットや
    ひらがな(カタカナ)を入力するのに
    工夫した結果じゃろう。

博士:今の携帯電話の入力方法も、
    こんな風なちょっとあれな入力方法を
    開発してみるとか、

博士:たゆまぬ試行錯誤の賜物じゃ。

かずみ:( ̄  ̄)...

博士:それに、これは素晴らしいんじゃぞ。
    “doctor”って入れて、



博士:翻訳キーを押すと、



博士:ほれ、医者と“博士”と出てくるんじゃ。
    やっぱりな。
    電子辞書を名のるからにはこうじゃないと。

かずみ:( ̄  ̄)...

かずみ:まあ、いいです。
    人の好みの問題ですから。
    私は使いたくありませんけど!!

かずみ:じゃあ、IQ-3000やこのIQ-150が
    英和とか和英の電子辞書の
    はじまりだったんですね。

博士:まあ、開発機や本格的な大型の物は
    色々あったじゃろうが、
    一般に市販された物としてはな。

かずみ:でも、電子辞書って、
    国語辞典とか漢字辞典とかも
    あるんですけど、

かずみ:それらの元祖もあるんでしょ?

博士:国語辞典に漢字辞典なぁ~、
    なかなか難しいが...

博士:まあ、あれ当たりかな、

博士:え~っと、たしかこの棚の
    ここら辺に入っとったはずなんじゃが....


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ            
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m

DATE: CATEGORY:電子辞書
博士:お~っ、あった、あった、これじゃ。



博士:これは、テキサス・インスツルメンツが
    1979年(昭和54年)に売りだした
    LANGUAGE TUTORという翻訳機じゃ。

博士:IQ-3000と同じ年の発売じゃから、
    孫社長が見たのはこれじゃないじゃろうがな。

博士:これの画期的な所は、
    モジュール交換で多言後対応、
    それになんといっても喋るんじゃ。

博士:当初はフランス語、ドイツ語、スペイン語と
    英語対応モジュールが発売された。

博士:後に、日本語-英語モジュールも発売されたんじゃ。

博士:じゃあ、“T”、“I”、“M”、“E”と
    押してみるんじゃ。

かずみ:はい、はい、
    ポチ、ポチ、ポチ、ポチっと







かずみ:へーっ、本当に喋るんだ。

かずみ:今は携帯も喋るし、
    電子辞書がしゃべるなんて普通だけど。

かずみ:でも、いかにもって電子音ね。
    まるで大昔のSF映画にでてくる
    コンピュータの声みたいね。

博士:そうじゃな。
    この頃、電子音声というのは
    最新の技術じゃったんじゃ。

博士:この電子音声はドイツの音楽グループ
    Kraftwerk(クラフトワーク)の楽曲に
    使われたりしているんじゃぞ。

博士:その矢印ボタンを押すと翻訳してくれるぞ。

かずみ:これね、ポチっと。



かずみ:ん??
    なに、これ。

博士:ローマ字表記じゃよ。

かずみ:ローマ人...阿部寛...
    あっ、ローマ字ね。

かずみ:でも読み辛っ...JIKAN...
    なるほど“時間”ってことね。

かずみ:TIME = 時間と。

かずみ:でも動きはもっさりしてるし、
    翻訳結果が出るまで数秒かかるし...

博士:まあ、これもコンセプトを称えるべき
    機械なんじゃよ、コンセプトをな。

かずみ:じゃあ、これが世界初のポケットサイズ
    電子辞書なのね?

博士:それが、微妙なんじゃな。
    ポケットから大きくはみ出るんじゃよ。

博士:単語数も少なく、
    辞書というよりは旅行用の、
    翻訳ツール的な用途に使う物じゃろうな。

博士:それに、ほらこれを見てみろ、



博士:“DOCTOR”って入れて翻訳するとじゃな、



博士:“ISHA”つまり医者って出てくるんじゃ。
    “HAKASE”って出てこないんじゃ~。

かずみ:...

かずみ:そんなの当たり前じゃない。
    普通の人にとって、
    ドクターって言ったらお医者様よ。

かずみ:それに博士も言ってたじゃない。
    旅行にでも使ったんじゃないかって。

かずみ:何処の世界に、
    旅先で“工学博士”を探す人がいるのよ。
    必要なのは大抵、医者よ。

かずみ:ほら、テレビドラマでも出てくるでしょ。
    飛行機で「お医者様はいらっしゃいませんか?」って。

博士:...

博士:まあな。
    飛行機で「工学博士はいらっしゃいませんか?」って
    尋ねたら、大パニックじゃろうしな。

博士:わしが、のこのこ出てっても、
    飛行機のことは全く専門違いだし...

博士:まあ、そういうわけで、
    微妙じゃがポケットサイズの辞書的な物としては
    IQ-3000にやや分があるかもしれんのう。

かずみ:でも、IQ-3000じゃあ性能がまだまだね。

博士:まあ辞書としては辛いかな。

博士:じゃが、次の年の昭和55年には、
    モジュール形式多言後対応のIQ-3100が、

博士:その次の昭和56年にはなんと喋る電訳機の
    IQ-5000が発売されとる。

かずみ:...
    それは、たんにパクッた...

博士:これ、そんな失礼なことを言っちゃだめじゃって。
    世界中にアンテナを張ってじゃな、
    ユーザの視点に立って開発した結果じゃよ。

かずみ:...

博士:これがモジュール式で喋る電訳機、
    IQ-5000じゃ。



かずみ:モジュール式で喋る...
    う~ん、軽くデジャヴ...

博士:まあ、まあ。
    じゃあ同じようにやってみるのじゃ。

博士: “T”、“I”、“M”、“E”、じゃ。

かずみ:しかたないなぁ~。
    ポチ、ポチ、ポチ、ポチっと。







かずみ:ふ~ん、ちゃんと喋るんだ。
    もう、感動も薄いけど...

かずみ:じゃあ、翻訳っと、



かずみ:あ、さすがに進歩してるわね。
    カタカナで表示するんだ。

博士:そうじゃ、日本製じゃしな。

博士:しかしじゃな、これも
    “DOCTOR”って入れて、



博士:翻訳させると、



博士:医者って出るんじゃ。
    納得いかんのう。
   
かずみ:だから、当たり前ですって。
    これも、本格的辞書っていうよりは、
    旅行のお供にって感じなんでしょ、

かずみ:旅先に工学博士は不要なのよ。

かずみ:あんまりしつこいと、
    いくら物持ちのいい奥さんでも危ないわよ。

かずみ:ポイって捨てられちゃうかもよ。

博士:...

かずみ:でも、博士っ、
    博士が集めてるのって“計算道具”よね。
    これって、計算できないですけど~。

博士:えっ...
    まあ、IQ-3000は四則演算ができるんじゃよ。
    動けばじゃが...

かずみ:(¬д¬)...

博士:しかたがないな~、
    じゃあ、あいつの出番じゃな。

博士:え~っと、たしかこの棚の
    ここら辺に入っとったはずなんじゃが...


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ            
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m

DATE: CATEGORY:電子辞書
かずみ:マロンたん、マロンたん、
    ランランララ、ランランラン

ガチャ

博士:ハイ、

かずみ:( ̄ー ̄?)アレっ、

かずみ:博士、正月早々から何してるの?

かずみ:まだ、正月休みでしょ?

博士:いや、仕事が溜まっとってのぅ

博士:講義が休みの冬休みが、
    腰を落ち着けて
    仕事を片付けるチャンスなんじゃ。

博士:で、かずみくんこそ、
    まだ冬休みじゃろうに?

かずみ:いや、マロンた...

博士:マロンた...(・-・)?

かずみ:いえ、“マロングラッセ”について
    調べろって、宿題が。

博士:マロングラッセ...、
    なんだか小学生みたいな宿題じゃな。

博士:マロングラッセ...
    確か栗饅頭みたいな物じゃったかのう

かずみ:全然違うでしょう。
    栗饅頭とマロングラッセじゃ。

博士:ちょっと待て、
    マロン...グラッセじゃな...、

dic01.png

かずみ:またそれなーに?電子辞書?
    古そうだけど...

博士:これか、これはSHARPのPW-M710っていう
    電子辞書じゃ。

博士:10年ちょい前にアメリカに留学する時に、
    研究室の皆から
    プレゼントして貰ったもんじゃ。

かずみ:へえ~、
    博士ってアメリカに留学してたんだ~。

博士:ちょうど、あの911テロがあった直後じゃったかな。
    家族を連れて10ヶ月余りな。

かずみ:じゃあ、英語ぺらぺらなんだ~

博士:(=_=;) ギクッ

かずみ:洋画を見てて、
    字幕と違うところで、突然笑える人なんだ~

博士:(=_=;;) ギク、ギクッ

博士:別にアメリカで
    生活していたからといって、
    英語がぺらぺら喋れるわけじゃ...

博士:まあ、ゼロじゃないが、
    ぺらぺらの最初の“ぺ”ぐらい...

博士:いや、その“ぺ”の1/3ぐらい...

かずみ:博士っ、もうちょっと大きな声で
    言ってくれないと
    聞こえないんですけど~。

博士:...

博士:で、かずみくん話は変わるがな...

かずみ:へぇーっ、話が“変わる”わけね。
    で、なーに。

博士:この10年ほど前の電子辞書は、
    今のに比べれば低性能じゃが、

博士:国語辞典や英和・和英、
    漢字字典ぐらいは入っているんじゃ。

dic02.png

かずみ:そうかもしれないけど、
    でも、最新型はカラーだし、
    20冊や30冊以上も辞書が入っているわよ。

かずみ:それにタッチペンも使えたりするし。

博士:まあ、そうじゃろうな。
    スマホに辞書アプリなんかも
    インストールできる時代じゃからな。

博士:でも最初のころの電子辞書からみれば、
    この10年前の電子辞書も
    超が3つ付くぐらい高性能なんじゃよ。

博士:これはな、

dic03.png

博士:シャープが昭和54年(1979年)に発売した
    日本初のポケットサイズ電子辞書といわれとる
    IQ-3000じゃ。

博士:伝説的な機種なんじゃぞ。

博士:ソフトバンクの孫社長の名前ぐらい
    聞いた事があるじゃろう?

かずみ:...
    あっ、あの、白い犬が好きな人ね?

博士:孫社長が犬好きかは知らんが...

博士:その孫社長がカリフォルニア大学バークレー校に
    在学中に思いついたアイデアを製品化した物じゃ。

博士:このアイデアと開発したソフトウェアで一億円ぐらい
    稼いだという話じゃ。
    都市伝説っぽいがどうやら本当の話らしい。

かずみ:すごい...い、一億円。

かずみ:あれも、買えるし、これも買えるし...

かずみ:博士の好きな100円の大福だったら
    100万個も買えるわね。

博士:...

かずみ:じゃあ、ものすごく高性能なんでしょうね?

博士:いや、

博士:ほらこの仕様にかいてあるように、
    英単語約2,500語、熟語約300
    日本語訳約5,000語程度じゃ。

dic04.png

博士:まあ、中学生には何とか対応できるかもしれんが、
    高校生以上が使うには無理があるのう。

かずみ:えっ、そんなレベルなの。

かずみ:それじゃあ、一冊の紙の辞書とも
    比べ物にならないじゃない。

博士:まあ、おちゃめなガイドブックには、
    ビジネスマンに、オフィスレディに、
    シティボーイにどうぞって勧めてあるがな。

dic05_06.png

博士:「海外支局の通信文を...」とか、
    「アメリカ女性の新しい生き方を...」とか...

博士:教育用にはまだしも、
    ビジネス用には正直きつかったと思うがな。

かずみ:へ~っ、博士ちょっと貸して。

かずみ:あの~、スイッチを押しても、
    動かないんですが?

博士:あ、これは壊れとるんじゃ。(^◇^)

博士:このIQ-3000は液晶の耐久性に問題があって、
    現存品もたいてい液晶がおかしくなっておる。

かずみ:いや、「壊れとるんじゃ」じゃなくて、
    そんなの捨てちゃいなよ。

博士:なにを言う!!
    記念すべきコンセプトモデルなんじゃ。
    捨てられるわけないじゃろう!!

かずみ:まったく、もう。
    研究室がゴミ屋敷みたいになっちゃうわよ。

かずみ:博士って物を捨てられない人なのね。

博士:そんな事はないぞ。
    必要の無いものポイポイ捨てるぞ。
    わしの嫁さんは物を捨てられない人じゃがな...

かずみ:へぇーつ、だからか~。
    良かったわね~、いつまでも仲良くねっ。

博士:...

かずみ:で、博士、
    このIQ-3000が世界初の電子辞書なの?

博士:う~ん。
    そこが、なかなか微妙なんじゃな。
    「ある程度の単語を揃えたポケットサイズの」
    という意味では世界初かな...

かずみ:なにか回りくどい言い方ね。

博士:正確なところは不明じゃが、孫社長も留学中に
    テキサス・インスツルメンツの翻訳機を見て
    ひらめいたという話もあるんじゃ。

博士:ちなみに、孫社長の留学していた大学と、
    わしが留学していた大学は同じじゃぞ。

かずみ:わかった、わかった。、

かずみ:留学先は同じでも、
    一億円以上のアイディアを掴んだ人と、
    英語もあやしい人と差がついちゃったわけね。

博士:...

かずみ:じゃあ、テキサス・インスツルメンツが
    先に電子辞書を出してたの?

博士:う~ん、なかなか微妙なんじゃ。

博士:え~っと、たしかこの棚の
    ここら辺に入っとったはずなんじゃが....


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ            
にほんブログ村 <ポチッとm(._.)m


copyright © 2017 ドクターアキヤマのレトロな計算道具たち all rights reserved.Powered by FC2ブログ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。