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ドクターアキヤマ

Author:ドクターアキヤマ
ドクターアキヤマ(通称「博士」);
現役大学教授(工学部).
専門は化学.
誕生日:アインシュタインと一緒.
(ほしのあきさんと五木ひろしさん
とも一緒)
趣味:レトロな物コレクション.

かずみ;
工学部の??年生.
4兄弟の2番目で、おじいちゃん、
おばあちゃんも同居しているという
8人家族.
工学部に進んだ理由は“数学が苦手
だから敢えて挑もうと思って...”.
なぜか用も無いのに
博士の研究室に入りびたっている.


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まとめ
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DATE: CATEGORY:計算尺
なぜ、掛け算・割り算ができるのかしらん???

乗除算棒....計算尺1

乗除算棒....計算尺2

乗除算棒....計算尺3

乗除算棒....計算尺4

乗除算棒....計算尺5

乗除算棒....計算尺6

乗除算棒....計算尺7

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DATE: CATEGORY:計算尺
博士:お~っ、あった、あった、これじゃ。

ssl29.png

博士:アメリカのSTERLING PLASTICS社製の計算尺、
    STERLING SLIDE RULE No.589じゃ。

博士:おそらく、1960年代の終わりぐらいに
    製造された品物じゃろう。
   
博士:標準的なメモリと裏にサイン、タンジェント、
    対数メモリがついておる。

かずみ:...

博士:えーっと他には...

博士:お~っ、こんなのあるぞ、

ssl30.png

博士:これは、今のロシアがソ連時代の計算尺じゃ。
    Ramenskoye工場で1968年に製造されたもんじゃ。

博士:やっぱり、普通のメモリに、三角関数、
    対数メモリが付いておる。

博士:で、次はドイツ製の...、

かずみ:あ、もういいです。
    そろそろ、飽きてきたので。

かずみ:しかし、相変わらず博士も、
    物好きだね~。

かずみ:そんなに計算尺ばっかり集めて何が楽しいの?
    いくら変わり者の博士でも
    常用はしないわよね?

博士:いや、ついな。
    片隅に置き忘れられた計算尺がな、
    わしの顔を寂しそうに見つめてくるんじゃよ。

かずみ:...。

博士:じゃから、ついつい保護したくなってな~。

かずみ:...

かずみ:まあ、世の中色んな人がいますからね。
    ギリ、セーフってことにしときますか。
    本当はアウトっぽいけどね...

かずみ:でも、よく博士の家族ってがまんしてるわね~。

博士:...

博士:ところでな、こんな実用品もあるんじゃ。

博士:え~っと、あ、これこれ、

ssl31-32.png

博士:ヘンミ野球計算尺じゃ。

かずみ:...

博士:打数と安打数から打率が、
    自責点と投球回数から防御率が
    計算できるんじゃ。

博士:基本は割り算じゃからな、
    計算尺の得意とする分野じゃ。

かずみ:博士、

博士:野球場に行ってじゃな、
    ポケットからスッとこの計算尺をだして...

かずみ:博士っ!!

博士:なんじゃ?

かずみ:わたくし、野球には
    まったく興味がないざーますのよ。
    オホホホホ。

博士:...
    うちの大学生で野球に全く興味が無いとは
    もったいないのう...

かずみ:まあ、でもなんとなーく、
    計算尺の便利さというか...
    実用にはしませんけど、

かずみ:なおっち”に計算してみせて
    自慢しようと思うだけど、

かずみ:で、博士が持っているような変人好みのじゃなくて
    普通のヘンミの計算尺ってどこに売ってるの?

博士:残念ながらヘンミは昭和50年に
    一般計算尺の製造を終了しとる。

博士:在庫もなくなったという話じゃ。

かずみ:え~、せっかく博士の眠くなる話に
    つきあってあげたのに~。

かずみ:じゃあ、もう計算尺は手にはいらないじゃん。

博士:そうじゃな。
    ヘンミの計算尺は中古を探すしかないかもな。

博士:じゃが、株式会社コンサイスが
    今も一般用の円形計算尺を製造・販売しておるぞ。

かずみ:え~っ、円形なの~、
    使い難いじゃないの~。

博士:そんな事はないぞ。
    円形には円形の良さがあるんじゃ。

博士:まあ、円形じゃったら、
    かずみくんのように
    定規と間違えることもないじゃろう。

かずみ:...

博士:それとも、今度はコンパスと
    間違えるかもしれんがな。

かずみ:...

博士:たしか、コンサイスの計算尺もどこかに...

チャンチャンチャン、チャンチャンチャン
チャンチャンチャン、チャチャン、


かずみ:あっ、電話、

博士:着メロがジングルベルか...

博士:ハロウィンの時といい、
    カレンダーがずれとるというか、
    もう...

かずみ:...
    ちっ...

かずみ:あっ、おかあさん。、
    えっ、今大学の近くに来てる。

博士:( ̄△ ̄)?

かずみ:丁度よかった。
    博士がお母さんに話があるって。

かずみ:今から、あ、わかった。
    じゃあ、待ってるから。

かずみ:博士、博士っ、
    お母さんが今から来るって。

かずみ:ほら、さっき、
    将来の進路について...話さないと、
    とか言ってたじゃない。

博士:ん...、まあな...

かずみ:うちのお母さんね。
    近所でもマシンガンってあだ名なのよ。
    話し始めたら止まらなくって。

博士:( ̄△ ̄;)

かずみ:この前も、
    電話がかかってきて、
    食事中だったのに一時間も話してるの。

博士:( ̄△ ̄;;)

かずみ:で、終わった後、
    誰からって聞いたら、
    「間違い電話よ」だって。

博士:( ̄△ ̄;;;)

博士:...
    か、かずみくん、

博士:申し訳ない、
    今から会議じゃった、会議。
    おかあさんに宜しく伝えとってくれ。

博士:何か、用があったら電話で...
    いや、書面で、
    それも、A4で1枚以内に箇条書きでって、

博士:じゃあ、またな。
    会議、会議っと、

かずみ:...

かずみ:博士、博士、ほら大事な事忘れてるよ。

博士:なんじゃ?

かずみ:ほら、あれ。

博士:うん?
    あっ、そうじゃった。

博士かずみ:皆様、今年はお世話になりました。
       来年も宜しくお願いします。

博士:じゃあ、お母さんに宜しくなっ!!
    ヘ(* - -)ノ ピューツ

かずみ:( ̄ー ̄)ふっ、

チャンチャンチャン、チャンチャンチャン
チャンチャンチャン、チャチャン、


かずみ:あ、なおっち、さっきはゴメンね。
    変な事しゃべって。

かずみ:いや、ちょっと博士をね...
    で、今日の忘年会なんだけど...


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DATE: CATEGORY:計算尺
博士:お~っ、あった、あった、これじゃ。

ssl20_22.png

博士:リコー計器の計算尺No.116D、
    昭和43年3月に製造されたものじゃ。

かずみ:リコー計器...どこかで聞いた気が?

博士:腱鞘炎になりかかったじゃろう...。

かずみ:あっ、あのカウンター式加算器の。

博士:そうじゃ。
    リコーグループは計算道具を語る上じゃ
    外せないメーカーじゃ。

博士:計算尺じゃと、
    国内ではヘンミにつぐメーカーじゃな。

博士:リコーの計算尺は持ってなかったんじゃが、
    この前プロのカメラマンさんから頂いてな、

かずみ:博士って、カメラマンさんと知り合いなの?

博士:そうじゃ。街を歩いてた時に、
    「そこのカッコいいお兄さん、
    モデルになってくれない?」って
    声をかけられてな...。

かずみ:( ̄_ ̄) 

博士:冗談じゃよ、冗談、アメリカンジョークじゃ。

かずみ:( ̄_ ̄) 

博士:...

博士:すまん、仕事上の知り合いじゃ。

かずみ:まあ、わかればいいですよ。

かずみ:博士、ところで、この計算尺、
    一杯メモリがあるんですけど

ssl21.png

博士:これか?
    この計算尺は技術者用なんじゃろうな。

博士:さっきも言ったように、計算尺は掛け算、
    割り算に使えるだけじゃなく、
    三角関数、対数、乗数など
    様々な計算にも使えるんじゃ。

博士:“K”メモリは、3乗や立方根、“S”はサイン、
    “T”はタンジェントの計算に使えるし、

かずみ:( _ _ ) くぅ~

博士:一工夫すればコサインも逆数も...

博士:かずみくん、か・ず・み・く・ん、

かずみ:は、はい。

博士:いま、軽く寝ていたじゃろう?

かずみ:...

かずみ寝ていないわよ!!
    目を瞑って考えていたのよ。

かずみ:まあ、ようは関数とやらを使った、
    計算にも対応できるというわけね。

博士:まあな。
    高機能なものは値段も高いがな。

かずみ:ところで、RICHOの計算尺も、
    製造年月が刻印されているの?

博士:昭和27年以降はな。

博士:古いのはリレー(Relay)計算尺と
    いって昔の会社名での製品じゃ。

博士:製造年を昭和27年から49年まで、
    A~Wの順番で1桁目に示しておる。
    月はそのままの数字で3桁目じゃ。

博士:ヘンミと違うのは製造工場が、
    2桁目に書かれておって“S”が佐賀工場、
    “K”が川越工場を表しているらしい。

ssl23.png

博士:というわけで、この計算尺は、
    昭和43年3月に佐賀工場で
    製造されたことになる。

かずみ:しかし、ヘンミもリコーも
    似たような方法で
    製造年月を表しているわね。

博士:まあ、計算尺を作っているだけに、
    規則的な方法を取ったんじゃろう。

博士:製造年月が刻印される以前は、
    ロゴの違いとかその計算尺が
    作られていた時期とかで、
    おおよその製造年を割り出すしかないがの。

かずみ:そんなことを知りたいのは、
    研究者か博士みたいなマニアックな
    オタクぐらいじゃないの

博士:...

博士:まあ、その他にも計算尺を製造していた
    メーカーがいくつかあったようじゃ。

博士:例えば、

ssl24_26.png

博士:信和工業株式会社製の中学生用計算尺、
    HATO No.800じゃ。

博士:製造年もなぞ、価格もなぞ、
    製造会社も名前ぐらいしかわからない、
    という計算尺じゃ。

かずみ:なぞの多い計算尺ってことね。
    男の人だったらなぞが多いのも
    魅力的なんだけど...

かずみ:これも中学生用なんだ。

博士:箱にそう書いてあるしのう。
    カーソルの作りもチープ...
    まあ、コスト重視みたいじゃ。

博士:でも、KメモリとLメモリがあるから、
    P23より少し高度な計算に対応しておる。

博士:なぞ、ついでにこんなのもあるぞ、

ssl27_28.png

博士:中岸製作所製の円形計算尺じゃ。
    おそらく昭和初期に
    製造されたものだと思うがな。

博士:裏面には長さや、重さ、面積などの
    換算表がついておる。

かずみ:また、ずいぶん古臭い物がでてきたわね。
    素手じゃ触りたくない感じ...

かずみ:でも、計算尺って丸いのもあるんだ?

博士:円形計算尺も普通にあるぞ。
    まあ、直線タイプが一般的かもしれんがな。

博士:基本は同じような使い方じゃ。

かずみ:ヘンミのNo.1/.1もそうだけど、
    これも昭和初期...
    ずいぶん昔から計算尺ってあるのね~。

かずみ:ところで、海外にも計算尺ってあるの?

博士:計算尺の理屈は日本で発見された
    わけじゃないからな。

博士:明治時代の後半に日本に渡来して、
    ヘンミやリコーが製品化したという話じゃ。

博士:海外の計算尺じゃな、

博士:え~っと、たしかこの棚の
    ここら辺に入っとったはずなんじゃが...。


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DATE: CATEGORY:計算尺
博士:お~っ、あった、あった、これじゃ。

博士:ヘンミのNo.2634で、一般の事務用の
    ポケットサイズ計算尺で、
    本革ケース付きの高級品じゃ。

ssl11.png

かずみ:さっきのP23より小さいのね。

博士:まあ、ポケットに入るサイズを
    目指しているからのう。

かずみ:さっきと違うメモリがあるわね。

博士:これも基本は掛け算・割り算がメインじゃが、
    3乗や立方根、さらに目外れが少なくなるよう
    工夫されたメモリ等もついておる。

かずみ:難しい話はもういいわ。
    頭の中がウニるから。

かずみ:でどうして、これが輸出と関係あるの。

博士:これは、明らかに輸出用の計算尺だからじゃ。

博士:この計算尺には普通の定規と同じような
    等間隔のメモリが付いておる。

ssl12.png

かずみ:ふ~ん。
    (- ω - ?) んっ

かずみ:これ定規と同じにしては、
    メモリとメモリの間隔が広すぎない?
    とても、1cm、2cmとは思えないけど...

博士:そうじゃろうな、
    これは1インチ、2インチじゃからな。

かずみ:インチですか。

博士:そうじゃ、決して“インチキ”じゃないぞ。

かずみ:( ̄_ ̄) ...、

博士:え~っ、おっほん。
    インチはアメリカやイギリスなどで使われとる
    長さの単位で、

博士:1インチは2.54cmじゃから、
    大体2.5cm、5cm、7.5cmぐらい
    ところに1、2、3とあるはずじゃ。

博士:ほら、さっき使った定規と並べてみぃ、

ssl13.png

かずみ:本当だ。

博士:ちなみに、ポケットサイズの計算尺は、
    5インチサイズと言われておる。
    さっきのP23は8インチサイズじゃな。

かずみ:じゃあ、これが輸出の証拠なのね。

博士:他にも証拠がある。
    ひっくり返して、
    記載してある文字を見てみるんじゃ。

ssl14.png

かずみ:“MADE IN OCCUPIED JAPAN”って書いてある。

博士:そうじゃ。
    米国の占領下にあった戦後の日本で
    製造されたもんじゃ。

かずみ:“MADE IN OCCUPIED JAPAN”...
    ゜∀゜!!

かずみ:ああ、あのいろんな物の値段を鑑定する番組で
    よく出てくる品物と同じね。

かずみ:ちょび髭の先生とか、安い高知の先生が、
    偉そうにいろいろと言って...

博士:ダメじゃて、
    そんな失礼なことを言っちゃ。

博士:偉いかどうかは知らんが、
    皆さんその道に精通した方々ばかりじゃ。

かずみ:ふ~ん。
    で、これがどうしたの?

かずみ:戦後のある時期に日本で作られたって
    だけじゃないの?

博士:いや、“MADE IN OCUUPIED JAPAN”
    の記載がされとるのは、
    昭和22年-昭和27年に製造された
    “輸出品”だけじゃ。

博士:じゃから、これは海外向けに
    製造されたのは明らかなんじゃ。

かずみ:へぇ~、そんな戦争直後から計算尺を
    輸出してたんだ。

博士:いや、戦後ばかりじゃなくて、
    戦前も輸出してたんじゃよ。

かずみ:えっ、そんなに昔から?

博士:じゃあ、
    わしのとっておきの秘蔵品を
    見せてやろう。

博士:ちょっと、待っとれ。

ガチャガチャ、カシャン、ガチャガチャ、
カシャン、カリカリ、ガチャガチャ、


かずみ:博士、博士っ、どうしたの
    金庫なんか取り出して、

かずみ:それも、金庫の中に金庫があって、
    その中に金庫が...、

博士:これか、これはコレクションの中でも、
    とっておきの品物を入れておる

博士:「超~貴重~。絶対に手放さないわ。
    いつまでも一緒よBOXじゃ。」

かずみ:...

博士:お~っ、やっと出てきた。
    鍵が多すぎて、どれがどれやら、
    番号が何番やらで、もう...

かずみ:...
    で、それな~に?

ssl15-ssl16.png

博士:これはじゃな、
    ヘンミの計算尺のNo.1/1じゃ。
    つまり、記念すべき第1号なんじゃ。 

ssl17.png

かずみ:で、そがどうしたの?

博士:ヘンミはじゃな、計算尺といえばヘンミ、
    ヘンミといえば計算尺というぐらいじゃな、

博士:世界中でその名が知られた企業なんじゃよ。
    実に1,000種類以上の計算尺を
    世に送り出してきたんじゃ、
    そのじゃな...、

かずみ:あっ、もういいです。
    よ~く、わかりました。

かずみ:つまり、珍しくって、
    博士みたいな“マニアックな人”には
    貴重で、垂涎の的ってことね。

かずみ:私みたいな普通の人にとっては、
    小汚い板切れと、より小汚い箱だけどね。

博士:...

かずみ:で、これが第1号ってことは
    古いんでしょうけど、輸出品だったの?

博士:これは、じゃな、
   “J.HMMI”って刻印が本体にもカーソルにも
    入っとるんじゃ。

ssl18.png

博士:J.HEMMIが使われていたのは
    昭和4年ぐらいまでじゃから、
    それ以前の製造じゃ。

博士:箱にも計算尺の裏面にも
    日本語は一切入っとらん。
    それにインチメモリも付いておるし、
    外国特許番号も...、

かずみ:博士っ、計算尺になって
    やたら力(リキ)入っているけど、
    ようは昔の輸出品だったってことね。

博士:まあ、結論だけ言えばそうじゃな。

かずみ:どうして、そんなに輸出できたの?
    計算尺は海外でも作ってたでしょうに。

博士:孟宗竹を使って、
    長さの狂いを少なくしたり、
    いろんな独自工夫したりして、
    高品質だったんじゃ。

博士:それに、海外特許を取得して、
    技術を守っていたんじゃ。

かずみ:なるほどね。
    最近、海外と特許紛争なんて聞くど、
    そんな昔からあったんだ。

博士:まあ、知的所有権は、
    今に始まったことじゃないんじゃよ。

かずみ:ねえ、博士っ、
    計算尺ってヘンミしか
    作ってなかったの?

博士:いや、そんなことはないぞ。
    ちょっと待っとれ、

博士:え~っと、たしかこの棚の
    ここら辺に入っとったはずなんじゃが...


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DATE: CATEGORY:計算尺
博士:かずみくん、
   対数は当然知っておるじゃろう?

かずみ:...知っているわよ。
    おおきな数でしょう。

博士:それは大数じゃ。

かずみ:じゃあ、サイコロのことね。

博士:そりゃ、ダイス(Dice)じゃろう。

かずみ:えーっと、知ってるわよ...、
    ちょっと、ど忘れしただけよ。

博士:わかった、わかった。

博士:じゃあ、“猿でもわかる”計算尺の原理じゃ。

かずみ:...。

博士:100は10の何乗じゃ?

かずみ:100っ...10 × 10だから2乗よ。

博士:じゃあ、1,000は?

かずみ:......3乗よ、3乗。

博士:そうじゃ。
    その数が10の何乗かを
    与える関数を常用対数と言うんじゃ。

博士:“Log”という記号を用いて、
    Log (100) と書いた場合は2、
    Log(1,000)は3ということになる。

かずみ:...博士っ、
    “犬でもわかる”でお願いします。

博士:...。

博士:じゃあ、Log(100,000)はいくつじゃ?

かずみ:えっ、Log(100,000)???

かずみ:え~っと、100,000は、
    10 × 10× 10× 10× 10だから、
    10の5乗...

かずみ:わかった、5よ。

博士:そうじゃ。

博士:じゃあ、Log(100) = 2、Log(1,000) = 3、
    Log(100,000) = 5じゃな。

かずみ:まあ、そうゆうことになりますかねぇ...

博士:つまり、
    Log(100) + Log(1,000) = Log(100,000)
    じゃな。

かずみ:...“ハムスターでもわかる”で
    お願いします。

博士:...。

博士:100,000は100 × 1,000じゃな。

博士:という事は、
    Log(100) + Log(1,000) = Log(100 × 1,000)
    となるわけじゃ。

博士:100をa、1,000をbとすると、
    Log(a) + Log(b) = Log(a × b)ということじゃ。

博士:つまり、Log(a)の長さとLog(b)の長さを
    足すと、Log(a × b)の長さになる。

博士:そこで、数をLogの長さと対応させれば、
    長さの足し算が掛け算になるわけじゃ。

かずみ:...“金魚でもわかる”でお願いします。

博士:...。

博士:つまりじゃな、対数を使うと、
    足し算が掛け算がになるんじゃよ!

博士:同じ考え方で、
    引き算が、割り算になるんじゃ!!

博士:工学部の学生なんじゃから、
    対数の性質ぐらい理解してくれんかのう~。

かずみ:まあ、私、理系っていうか、
    文系型理系って感じかな。

かずみ:まあ、使えればいいのよ、使えれば。

かずみ:使い方はマスターしたわよ。
    こんな難しい物、理系の私だから使えるのよ。

博士:...。

博士:まったく、
    近い内に今後のきみの進路について
    ご両親と相談したほうがいいかもしれんのぉ~。

かずみ:...。

博士:かずみくん、その外箱に書いてある文字を
    良~く見てみるんじゃ。

かずみ:えっ外箱、

ssl11_.png

かずみ:ヘンミ中学生用...、
    えーっ、中学生が使ってたの。

博士:そうじゃ、
    理系の大学生用じゃなくて、
    中学生用の計算道具じゃ。

博士:これは、
    昭和41年4月に製造された物じゃから、
    当時の中学生がを使ってたはずじゃ。

かずみ:へぇ~つ、
    昔の中学生って賢かったんだ~。

かずみ:まあ、私は、ほらあれよ。
    え~っと、よゆう世代とかいうやつ。

博士:...ゆとり世代じゃろう。

かずみ:でも、博士、よく製造年月なんてわかるわね~。
    どこかに書いてあるの?

博士:昭和25年以後に作られたヘンミの計算尺は、
    ちゃんと本体に書いてある。

博士:探してみぃ。

かずみ:う~ん、製造年月なんて、
    どこにも書いてないぞ~。

かずみ:あ~つ、
    変なひらがなとアルファベットが書いてある。


ssl12_.png

かずみ:へのQD???
    QDね...QD、ひっくり返すとDQ、

かずみ:゜∀゜!!
    DQって言えば...

博士:言っておくが、
    TVゲームの名前じゃないぞ。

かずみ:はぁっ、何のこと??
    DQって言えば、

かずみ:デンジャラス・クイーン、
    北斗晶のことじゃない。

かずみ:そうか、これは、
    北斗晶が中学生の時使ってたのか~。

博士:...。

博士:北斗晶さんは全く関係ないじゃろう。
    それに昭和41年に中学生って失礼じゃろう。

博士:そんなこと言ってると、
    怖い目に合わせられるぞ。

博士:さらに、デンジャラス・クイーンなら、
    DQって彫ってあるはずで...

かずみ:はい、はい、わかったわよ。

かずみ:で、どこに製造年月があるの?
    それに“へQD”って何?

博士:“へ”については、わしもよく知らんが...

かずみ:へ~っ、知らないんだ~。

博士:...。

博士:QDが製造年と月を表すんじゃ。

博士:製造年を、昭和25年から50年まで、
    A~Zの順番で、

博士:製造月を1月から12月まで、
    A~Lの順番で彫ってあるんじゃ。

博士:つまり、QDは昭和41年4月製造ってことじゃ。

かずみ:まわりくどいわね。

かずみ:素直に昭和41年4月って書きなさいよ。

博士:わしに文句を言われてもな~。

博士:アルファベットじゃったら簡単じゃろう。

博士:それに、計算尺は、
    重要な輸出品だったんじゃ。

博士:英文字だったら、
    輸出品としてもそのまま通用するし。

かずみ:へぇ~っ、計算尺って輸出してたんだ。

博士:そうじゃ、
    ちょっ待っとれ、

博士:え~っと、たしかこの棚の
    ここら辺に入っとったはずなんじゃが...。


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